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SKグループ、電気自動車事業へ参入 韓国4大企業すべてが競争

バッテリー・スーパープラスチック・充電などの事業拡大 

韓国国内財界3位のSKグループが主力系列会社を前面に出し、次世代の環境にやさしい自動車である電気自動車を新成長事業として集中的に育成する。

これにより、電気自動車を生産している現代自動車グループ、電気自動車のバッテリーを製造するサムスングループ(サムスンSDI)とLGグループ(LG化学)とともに、韓国の4大企業がすべて電気自動車市場で熾烈な競争を繰り広げる見通しだ。

自動車業界と財界によると9日、SKグループの「SKイノベーション」「SKケミカル」「SKネットワークス」「SKプラネット」などの主力系列会社は最近、相次いで電気自動車事業を強化している。

グループ内で電気自動車事業を主導しているSKイノベーションは今年の4月、中国・北京自動車との合弁会社(北京ベストテクノロジー)を設立したことに続き、今年の下半期には年間1万台規模の電気自動車用バッテリーパック製造ラインを構築する計画だ。SKイノベーションは、起亜自動車と供給契約を締結して「ソウルEV」にバッテリーを納品したことに続き、今年上半期の忠清南道・瑞山工場でも年間2万台の電気自動車用バッテリーを供給できる生産ラインを増設するなど、多角的に生産・販売事業を拡大している。

SKケミカルは早ければ来年下半期から、金属代替自動車部品の素材であるPPS(Polyphenylene Sulfide)を生産する予定だ。スーパーエンジニアリング・プラスチックの一種であるPPSは、電気自動車市場の成長に伴って市場が急速に拡大すると見られている。このためSKケミカルは日本の帝人とINITZという合弁会社も設立した。

SKネットワークスは今月初めに「レイEV」と「SM3Z.E」など電気自動車24台を購入し、済州島などの自治体を中心に電気自動車のレンタル事業を拡大した。このほか、SKプラネットもスマートフォンと電気自動車を連動したテレマティクス技術の開発を、次世代の核心事業として編成した。

SKグループが次世代の核心事業として電気自動車事業を強化しはじめたことは、ICTや化学など、グループ内のコアコンピタンスを最大限に活用できると判断したからだ。

崔泰源(チェ・テウォン)グループ会長の関心と支援も大きな力となっている。崔会長は2012年にタイのインラック・シナワトラ首相が訪韓した当時、SKイノベーションがバッテリー製造を引き受け、タイが車体製作とデザインに責任を持つ方式で、電気自動車事業を共同推進する方案を提案した。タイ側から積極的な反応を見せた中で、その後の崔会長拘束で実務協議にはまだ大きな進展はないが、SKの未来事業として再推進する可能性は排除できないという展望が優勢だ。

SKイノベーションは、バッテリーと情報電子素材事業本部を新たな成長事業を担うNBD部門に統合するなど、電気自動車事業を強化するための組織改編も実施した。SKイノベーションのバッテリーを搭載したソウルEVは、済州島と釜山・光州など、今年の受付が完了した5つの自治体の電気自動車公募ですべて1位を記録した。

SKイノベーションは2005年からハイブリッド用リチウムイオン電池を開発しており、2011年にメルセデスベンツのSLS、AMGの電気自動車モデルのバッテリーサプライヤーに選定されている。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者/ノ・ウォンミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-09 17:38:48