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韓国GMの生産技術は最高レベル 工場撤退は絶対しない

ロシャ韓国GM社長「労組とブラジル・ワールドカップ観戦を約束」 

<セルジオ・ロシャ社長(右から二人め)が去る10日、京畿道に位置する2次協力社のテサンを訪問し、クォン・ヨンモ社長(左端)などと社員や製品について会話を交わしている。 [写真提供=韓国GM]>

「今年の労組との賃金交渉はこれまで以上に難しいでしょう。しかし楽観しています。運が良ければ労組と一緒に、ブラジル・ワールドカップを観戦できるかもしれません」。

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セルジオ・ロシャ韓国GM社長は9日、毎日経済記者と会い、「今年は通常賃金の問題にひっかかり、韓国GMの人件費率はなんと15%に達するだろう」と、賃金交渉は容易ではないだろうと見通した。セルジオ・ロシャが韓国GMの社長に就任した2012年から、人件費が継続して上昇したが、これがややもすると韓国GMの競争力を損なうことにつながるか心配だというのがロシャ社長の要旨だ。

ロシャ社長は賃金引き上げが韓国GMだけの問題ではなく、今年の韓国自動車業界全般にわたる最大のリスク要因だと指摘した。しかし、ロシャ社長は希望のひもを放さなかった。けっきょく労使が互いにウィンウィンする解決策が出てくると確信した。ロシャ社長は、昨年新しく変わった労組執行部との協力的な労使関係を樹立するために努力している。子供の頃はサッカー選手だったので、今でもブラジルと韓国チームのゲームをまめに観戦するほどサッカー狂のロシャ社長は、「韓国チームとブラジルチームが決勝に上がって互いに正面対決するなら、労組代表部と一緒にブラジルに行って直接試合を観戦することを約束した」と語る。

ロシャ社長は、GMが韓国を決して離れることはないだろうという事実を重ねて強調した。生産性の高い工場と実績が少しずつ良くなっている点を、その理由として挙げた。ロシャ社長は、「韓国GMが昨年7月から先月まで、なんと11ヶ月連続で前年同月対比での販売成長を見せた」とし、「オーストラリアのGM工場が2年間で段階的に撤退することにしたので、韓国GMが生産した車がオーストラリアに輸出されると、より大きなチャンスが開かれる可能性が高い」と付け加えた。

韓国GMの工場は全世界のGM工場評価の結果、上位25%の中に属していると検証され、グローバル生産戦略上の要所という点も、GMが韓国への投資を拡大する背景だと説明する。ロシャ社長は4月末、仁川の富平本社に総400億ウォンを投資してデザインセンターを2倍に拡大したこともまた、韓国GMの将来の成長可能性を見て下した決定だと明らかにした。

最近の米国GM本社におけるリコール事態と関連し、ロシャ社長は「メアリー・バーラGM最高経営責任者(CEO)は事態の収拾に最善をつくしている」とし、「GMが今年5月、米国販売で過去の破産事態以後で最大の実績を収めたのは、消費者から信頼を回復したという証拠だ」と語った。

ロシャ社長は協力会社もよく取りまとめている。去る10日には京畿地域に位置する2次協力会社のテサンとユノテックを相次いで訪問し、懸念事項を聴取した。この席でロシャ社長は、「これからは協力社との同伴成長を通じ、世界最高品質の製品を供給する」と語った。

現在、韓国GMは300以上の1次協力会社と2000以上の2次協力会社を持っている。

去る3月にGM本社が選定した「今年の協力会社」には、全世界68社の受賞企業のうちに韓国企業が18社含まれるほど、韓国部品メーカーは競争力を高く評価されている。これに先立って去る2月にも、ロシャ社長は仁川地域の2次協力会社を訪問した。
  • 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者/イム・ソンヒョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-11 17:16:40