-
ソウル 15.0℃
-
仁川 13.0℃
-
春川 13.0℃
-
江陵 14.0℃
-
水原 14.0℃
-
平昌 12.0℃
-
扶余 14.0℃
-
大田 15.0℃
-
安東 14.0℃
-
全州 16.0℃
-
大邱 17.0℃
-
慶州 14.0℃
-
釜山 16.0℃
-
光州 16.0℃
-
済州島 17.0℃
トップ > 数字経済 > 企業 > フィラ・コリアの挑戦…FILAグローバル本社に続きアクシネットを買収
フィラ・コリアの挑戦…FILAグローバル本社に続きアクシネットを買収
尹潤洙（ユン・ユンス）フィラ・コリア会長（71・写真）がいま一度挑戦に乗り出した。 2007年、イタリアのスポーツブランドのFILAグローバル本社を買収したことに続き、最近は世界1位のゴルフボールブランド「タイトリスト」を保有しているアクシネット・ホールディングスの買収作業を5年めで仕上げた。
フィラ・コリアは、2011年に買収したアクシネットが昨年10月にニューヨーク証券取引所（NYSE）に上場するやいなや、追加で株式20％を買い取って総株式53.1％を保有する支配株主になった。
アークシネットを子会社に編入させたユン会長は13日、「5年ぶりに買収を終えて完全な所有者になったことで感慨はひとしおだが、これは終わりではなくまた別の始まりだと思う」と感想を明らかにした。
ユン会長はグローバルなスポーツグループを作るために努力している。世界に飛翔するための土台として整えたアクシネットは昨年、売上げ1兆7000億ウォンと営業利益1200億ウォンを記録した。昨年のフィラ・コリアの売上げ8157億ウォンと営業利益800億ウォンを合わせれば、売上高2兆5000億ウォンと営業利益2000億ウォン台のグローバル企業に変身する。ゴルフマニアのユン会長は、「米国の情緒と文化的環境で育ったアクシネットのDNAと誇りを生かしながら、持続的な成長を支援する」と明らかにした。アクシネットはタイトルリスト（Titleist）のゴルフクラブとゴルフボールだけでなく、靴や手袋、機能性衣料品ブランドの「フットジョイ(FootJoy）」を運営する世界最大のゴルフ用品メーカーだ。特にタイトルリストは世界のゴルフボール市場でシェア50％以上を占めている。
「タイトルリストが売りに出ましたが、いっしょに買収しますか」。
フィラ・コリアのユン・ユンス会長は2011年2月、未来アセットプライベートエクイティ（PE）からアクシネットの買収提案を受けた。未来アセットは財務的投資家（FI）として参与する代わりに、アクシネット買収後の経営を引き受ける戦略的投資家が必要だった。当時、ゴルフにはまっていたユン会長は聞き耳を立てたが、2007年にフィラグローバル本社を買収した後で、財務的な負担を感じた。未来アセットは当時もFIとして買収戦に参加した縁がある。
ユン会長は十日間検討した結果、人生をかけた第二の課題を決定した。彼は「世界的なゴルフブランドのタイトルリストとフットジョイを買収する機会は二度と来ないようだった」と買収の意向を明らかにした。
その年の7月、フィラ・コリアは未来アセット、ウリ・ブラックストーンPEF、ネオプラックスなどのFIとともに、フォーチュンブランドからアクシネットの株式100％を13億ドル（約1兆5000億ウォン）で買収した。
当時フィラ・コリアは独自資金1億ドルを投じて株式12.5％を確保した。以降、フィラ・コリアは毎年4.15％ずつ、5年間で総20.6％の株式をFIで追加買収して持ち株比率を33.1％にまで増やした。昨年10月、アクシネットがニューヨーク証券取引所に上場するやいなやさらに株式20％を買い取って、総株式の53.1％（8000億ウォン）を保有している支配株主になった。
来年からユン会長が本格的に経営するアクシネットは、今後は代表ブランドのタイトルリストを筆頭に、デディケイテッド（dedicated）ゴルファーのためのプレミアム戦略を固守する方針だ。デディケイテッド・ゴルファーとは、実力向上のために時間と費用や労力を惜しまない熱血ゴルファーを意味する。彼らは米国ゴルフ人口の15％に過ぎないが、ゴルフ用品の売上げのうち70％を占めるほどに強大な購買力を誇示する集団であり、タイトルリストの核心ターゲットだ。
ユン会長は「150人以上の独自研究開発チームの技術力に基づく差別化戦略と世界最高水準の品質で、既存の核心ターゲットをはじめとする全世界のゴルフマニアを攻略する」と明らかにした。彼はスポーツブランドのフィラを経営しつつ積み重ねた経験を土台に、アクシネットの衣類事業を強化する計画だ。
アジア市場を攻略するために、タイトルリスト史上で初の「タイトルリストアパレル」をローンチした。中国販売量の80％は韓国でデザインし生産した物品で、韓国が求心点となっている。
ユン会長は「ワンワールドワンフィラ（One World One FILA）」をモットーに、フィラ・コリアのグローバル経営にも拍車をかけている。 100年以上の歴史の中で蓄積されたフィラのユニークなブランドヘリテージ（アイデンティティ）を全世界共通で強化していく計画だ。
フィラ・コリアの挑戦…FILAグローバル本社に続きアクシネットを買収
フィラ・コリアは、2011年に買収したアクシネットが昨年10月にニューヨーク証券取引所（NYSE）に上場するやいなや、追加で株式20％を買い取って総株式53.1％を保有する支配株主になった。
アークシネットを子会社に編入させたユン会長は13日、「5年ぶりに買収を終えて完全な所有者になったことで感慨はひとしおだが、これは終わりではなくまた別の始まりだと思う」と感想を明らかにした。
ユン会長はグローバルなスポーツグループを作るために努力している。世界に飛翔するための土台として整えたアクシネットは昨年、売上げ1兆7000億ウォンと営業利益1200億ウォンを記録した。昨年のフィラ・コリアの売上げ8157億ウォンと営業利益800億ウォンを合わせれば、売上高2兆5000億ウォンと営業利益2000億ウォン台のグローバル企業に変身する。ゴルフマニアのユン会長は、「米国の情緒と文化的環境で育ったアクシネットのDNAと誇りを生かしながら、持続的な成長を支援する」と明らかにした。アクシネットはタイトルリスト（Titleist）のゴルフクラブとゴルフボールだけでなく、靴や手袋、機能性衣料品ブランドの「フットジョイ(FootJoy）」を運営する世界最大のゴルフ用品メーカーだ。特にタイトルリストは世界のゴルフボール市場でシェア50％以上を占めている。
「タイトルリストが売りに出ましたが、いっしょに買収しますか」。
フィラ・コリアのユン・ユンス会長は2011年2月、未来アセットプライベートエクイティ（PE）からアクシネットの買収提案を受けた。未来アセットは財務的投資家（FI）として参与する代わりに、アクシネット買収後の経営を引き受ける戦略的投資家が必要だった。当時、ゴルフにはまっていたユン会長は聞き耳を立てたが、2007年にフィラグローバル本社を買収した後で、財務的な負担を感じた。未来アセットは当時もFIとして買収戦に参加した縁がある。
ユン会長は十日間検討した結果、人生をかけた第二の課題を決定した。彼は「世界的なゴルフブランドのタイトルリストとフットジョイを買収する機会は二度と来ないようだった」と買収の意向を明らかにした。
その年の7月、フィラ・コリアは未来アセット、ウリ・ブラックストーンPEF、ネオプラックスなどのFIとともに、フォーチュンブランドからアクシネットの株式100％を13億ドル（約1兆5000億ウォン）で買収した。
当時フィラ・コリアは独自資金1億ドルを投じて株式12.5％を確保した。以降、フィラ・コリアは毎年4.15％ずつ、5年間で総20.6％の株式をFIで追加買収して持ち株比率を33.1％にまで増やした。昨年10月、アクシネットがニューヨーク証券取引所に上場するやいなやさらに株式20％を買い取って、総株式の53.1％（8000億ウォン）を保有している支配株主になった。
来年からユン会長が本格的に経営するアクシネットは、今後は代表ブランドのタイトルリストを筆頭に、デディケイテッド（dedicated）ゴルファーのためのプレミアム戦略を固守する方針だ。デディケイテッド・ゴルファーとは、実力向上のために時間と費用や労力を惜しまない熱血ゴルファーを意味する。彼らは米国ゴルフ人口の15％に過ぎないが、ゴルフ用品の売上げのうち70％を占めるほどに強大な購買力を誇示する集団であり、タイトルリストの核心ターゲットだ。
ユン会長は「150人以上の独自研究開発チームの技術力に基づく差別化戦略と世界最高水準の品質で、既存の核心ターゲットをはじめとする全世界のゴルフマニアを攻略する」と明らかにした。彼はスポーツブランドのフィラを経営しつつ積み重ねた経験を土台に、アクシネットの衣類事業を強化する計画だ。
アジア市場を攻略するために、タイトルリスト史上で初の「タイトルリストアパレル」をローンチした。中国販売量の80％は韓国でデザインし生産した物品で、韓国が求心点となっている。
ユン会長は「ワンワールドワンフィラ（One World One FILA）」をモットーに、フィラ・コリアのグローバル経営にも拍車をかけている。 100年以上の歴史の中で蓄積されたフィラのユニークなブランドヘリテージ（アイデンティティ）を全世界共通で強化していく計画だ。
- 毎日経済_チョン・ジヒョン記者 | (C) mk.co.kr
- 入力 2016-12-13 14:46:37
