トップ > 数字経済 > 企業 > 16日、米ラスベガスで現代自動車「IONIQ(アイオニック)」初の自律走行

16日、米ラスベガスで現代自動車「IONIQ(アイオニック)」初の自律走行


  • 16日、米ラスベガスで現代自動車「IONIQ(アイオニック)」初の自律走行
現代自動車は米国ラスベガスで「アイオニック(IONIQ)」の自律走行デモに乗り出す。事実上、現代自動車の自律走行車が実際に道路を初めて走ることになるわけだ。

現代自動車は、アイオニック自律走行車をラスベガスの都心で走らせるメディアイベントを、15日(現地時間)に開催すると明らかにした。今回のイベントは、来年1月5~8日にラスベガスで開催される世界最大規模の家電見本市「CES(Consumer Electronics Show)」で披露する自律走行デモに先立ち、北米記者団に先に公開するわけだ。

昨年11月、米国のLAオートショーで初めて公開されたこの車両は、電気自動車がベースになった完全自律走行のコンセプトカーでアメリカ自動車工学会の自律走行基準のうち、レベル4に対応する。レベル4は運行中のほとんどを自律走行車に任せ、突発状況の時にのみ運転者が直接運転するレベルだ。運転者が全く介入しない完全な自律走行のレベル5よりは一段階落ちるが、業界ではこの段階から自律走行車と見做しており、レベル5の車両を保有している企業は存在しないことが知られている。

現代自動車のレベル4の車両が実際の道路を走るのは今回が初めてで、事実上は最初の自律走行デモンストレーションであるわけだ。

この車両は、従来の車両でも容易に見ることができるアドバンスト・スマート・クルーズコントロール(ASCC)の前面レーダーと、車線維持支援システム(LKAS)のカメラなどをライダー(LIDAR/レーザーレーダー)技術と組み合わせた車だ。

現代自動車はまた、CESのために「個人用移動手段(パーソナルモビリティ)」も用意している。正確な情報はまだ公開されていないが、携帯性と接続性などが強化された1人乗りまたは2人乗り製品になるものと見られる。

他の自動車メーカーもCESを狙っている。日本の自動車メーカーのホンダは、CESで人工知能「感情エンジン」が採用されたコンセプトカー「NeuV(ニューヴィー)」をデビューさせる予定だ。この車は電気自動車ベースの自律運転機能を提供するだけでなく、オーナーの感情に反応することが分かった。トヨタは人工知能を中心とした最新の技術開発の成果を発表する予定だ。
  • 毎日経済_ウ・ジェユン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2016-12-15 17:41:27




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア