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韓国の出産率1.25人、224ヶ国中219位で最下位圏記録

2001年1.3人の下に下がって行った以後、13年目1.3人未満 

  • 韓国の出産率1.25人、224ヶ国中219位で最下位圏記録
韓国の出産率は今年、推定値基準の1.25人で世界最下位圏だった。米国中央情報局ワールドファクトブックが合計出産率を分析した結果、韓国は224ヵ国中219位を記録し、OECD会員国の中では最下位を占めた。北朝鮮(1.98人)よりもずいぶん低く、208位を占めた日本(1.4人)にも満たない恥ずかしい数値だ。人口1000人当たりの出生児数を表す粗出生率も韓国は8.26人で224ヵ国中220位だった。韓国の出産率に警告音が鳴ってから10年が過ぎた。1997年の出産率は1.45人に落ち、「超低出産国」に進入し、2001年の1.3人の下に下がった以後、13年目の1.3人未満を記録している。昨年には世界最低水準である1.19人に過ぎなかった。このような出産忌避は子供を産んで育てるのが大変な厳しい現実に起因する。しかし、社会の風潮のせいにばかりして放置しておく問題ではない。出産率は国家の未来の基礎体力を意味するからである。低出産・高齢社会というフレームが固定される前に、低い出産率を引き上げる格別な対策が必要だ。

韓国よりも状況が良い日本も、最近「50年後の人口1億人維持」という目標を立て、非常処方箋を用意した。2030年までに出産率2.07人を目標に定め、出産・育児支援計画を経済・財政運営方針に明示することにした。

韓国政府の出産対策は、常に後ろの順位に押された。大統領直属の低出産高齢社会委員会が去る5月に発表しようとしていた「人口政策3ヶ月計画」もセウォル号の余波で無期限に延ばされた状況だ。低出産罠から抜け出すことは、これ以上先送りすることは出来ない課題だ。

低い出産率に悩みが大きかったフランスが、ヨーロッパ最高出産率(2.1人)の国へと変貌できたことは、家族福祉制も功が大きかった。フランスの育児支援予算はGDP対比3%を超える。米国も2人を超える。政府は、2006年から8年間、低出産を克服するために53兆ウォンを投入したが、一度低下した出産率は搖之不動だ。政教された原因の分解を通じて、出産率を高める緊急対策を用意しなければならない時だ。
  • 毎日経済 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-17 00:03:01




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