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KCC、自動調色システム「カラーナビ」発売…傷のついた車の塗色も手軽

混合塗料の短所を補完した自動車調色システム 

最近、自動車塗料に色々な色を混ぜた混合塗料を使用する傾向が目立っている。このような混合塗料は外部の衝撃に強く、高級な雰囲気を出せるなど多様な長所があるが、傷ができた時まったく同じ色を作りにくいという短所がある。

KCC(代表:チョン・モンイク)は、このような混合塗料の短所を補完できる自動調色システム「カラーナビ(COLOR-NAVI)」を最近発売した。新車の塗色工程は多数の段階を経てペイントコーティングと熱処理で成される。しかし、傷を補修する状況でこのように複雑な工程を遂行するのは事実上不可能だ。結局、数種類の色を配合する調色過程を通じ、最も似た色をつくって塗らなければならない。とくに最近では光を散乱させる特性があるメタリック顔料が適用される事例が増えており、肉眼でおこなう調色は徐々に困難になっている。

カラーナビは多様な色をより正確に測定できるよう、様々な角度から反射される光の色を測定する多角測色器を使用する。また、このように測定された色の値を正確に分析するための専用プログラムも登載した。カラーナビの長所はこれまでの装備と比較する時、さらに明らかになる。現在、塗料市場で最も一般化したカラー調色システムである「CCS(Computer Color Searching)」は、色探しだけが可能である反面、カラーナビは自動調色も可能だ。これまでの装備は色を読みこんでこれを画面に表現する水準にとどまったが、カラーナビは表現された色をつくるためにどのような塗料と添加物を入れなければならないのか混合割合まで教えてくれる。専門家でなくても誰でも容易に色を配合できるということだ。

KCC関係者は、「不必要な反復作業・色の一貫性欠如などの問題点を一度に解決できる製品」だと説明した。
  • 毎日経済_チョン・スンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-17 17:06:14




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