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中国のサード報復により化粧品業界がパニックに


  • 中国のサード報復により化粧品業界がパニックに
中国政府のサード(THAAD)報復がますます残酷になり、韓国の化粧品メーカーが「パニック」に陥った。

最近、中国質量監督検験検疫総局(質検総局)の輸入不許可通知を受け取った愛敬とイアソ(IASO)などの国内化粧品メーカーは戸惑いを隠せずにいる。特に質検総局が3日に発表した「2016年11月不合格品リスト」に含まれている愛敬のバス洗浄剤は問題是正後、現在輸出が再開された状態で急にリストが公開されて、会社側は中国政府の真意の把握に乗り出した。

このように、不当な中国政府の韓国産化粧品の輸入不許可措置により、国内化粧品メーカーが再び不安に包まれた。国内化粧品メーカーは昨年から続く中国のサード報復措置により、化粧品の輸出に大小の支障を経験していた。

化粧品メーカーは今回のリストの発表が中国政府の新たな制裁の信号弾ではないかと神経を尖らせている。A社の関係者は「昨年末から製品モデルに韓国人を使えないようにするなど、様々な報復措置を行ってきた」とし「今回の輸入不許可措置が新たな制裁の開始になるのではと実は恐れている」と話した。

中国の国営環球時報は7日、「韓国がサードのせいで禍を招いている」というタイトルの社評で「韓国がサードの配置を決定し、米国のグローバル戦略の手先になろうとしている」とし「しかし、この問題により高いツケばかりを払うことになるだろう」と指摘した。

輸出だけでなく、内需も非常事態だ。韓国を訪れる中国人観光客の数が減少して国内で販売される化粧品の売上も打撃を受けるしかないからだ。実際、今年、中国観光客を乗せて釜山港に入るはずだったクルーズ船270隻のうち、35隻が入港のキャンセルを通知してきた。
  • 毎日経済 チョン・ジヒョン記者 / カン・ダヨン記者 / パク・ウンジン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-01-10 15:54:30




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