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サムスン、時間選択勤務の志願資格を緩和し雇用創出

「経歴断絶女性」1年→6ヶ月に...6千人採用/現代自・LG・SKも下半期に集中募集することに 

時間選択制雇用は女性の就業機会を明らかに増やしているが、志願資格などに補完が必要なことが分かった。適用できる業務が多くなく、企業と求職者がそれぞれ望む業務の「ミスマッチ」が発生し、その効果が期待に及ばないからだ。

業界関係者は、「いまのところ時間選択制雇用に対する理解が多くなく、志願者ごとに望む業務が異なり、採用するところに多少の難しさがある」と強調した。

業界によると20日、サムスングループは時間選択制雇用の志願資格を緩和し、採用対象要員を拡大することにした。最小志願資格は、経歴断絶期間が1年だったところを6ヶ月に緩和したものだ。サムスングループの関係者は、「昨年、時間選択制雇用を導入したが、期待したほど志願者が多くなかった」とし、「採用者を増やし、より多くの機会を与えるために資格を緩和した」と明らかにした。

サムスングループは昨年末、経歴断絶女性と退職した中・壮年層を対象に、時間選択制雇用者6000人を新規採用することにして手続きを進めたが、1次募集で1500人を採用するにとどまるやいなや、今年の2次募集では志願対象基準を緩和した。サムスングループは今年も系列会社別に、総6000の時間制雇用を創出することが目標だ。

現代自動車グループは、1日4時間勤務の時間選択制雇用を新たに導入し、今年の上半期と下半期に分けて1000人あまりの雇用を創る予定だ。LGグループは、LGディスプレーやLGイノテックなど10あまりの系列会社を通じ、時間選択制労働者406人を採用することにした。翻訳・心理カウンセリング・看護師・コールセンター・生産支援など、系列会社別の事業特性に合った職務を選定した。

SKグループは今年、昨年と同様の500人を選ぶ。募集部門は販売サービス(顧客相談・営業店サービスなど)、事務支援(司書・一般事務支援など)、開発支援(研究・実験補助、CAD、Webデザインなど)などだ。造船業界は時間選択制雇用に対しては多少慎重な態度を見せている。

来る26日、京畿道・水原市の亜洲大学体育館で開かれる「時間選択制雇用採用博覧会」に、サムスン電子とサムスンSDSなどをはじめとする主要大企業グループの系列会社が参加し、時間選択制雇用の採用に乗り出す予定だ。来月2日にソウルで開かれる「時間選択制雇用採用博覧会」でもサムスンや現代自動車、SKなどの主要グループの系列会社が大挙参加し、経歴断絶女性の早期退職者を対象とした人材の確保に乗り出す。

雇用労働部・企画財政部・女性家族部などは、時間選択制雇用採用博覧会を頻繁に開催し、経歴断絶女性により多くの就業機会を与える方針だ。
  • 毎日経済_ノ・ウォンミョン記者/イ・ヂニョン記者/ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-20 15:49:49




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