トップ >
数字経済 > 統計 > 韓国ベンチャー企業の10社中6社、創業3年以内に廃業
国内ベンチャー企業10社のうち6社は、創業から3年以内に廃業することが分かった。
大韓商工会議所によると、韓国の10年前の創業環境の順位は世界で116位だったが、昨年は11位に跳ね上がった。しかし、創業後3年を越えるベンチャー企業は全体の38%に過ぎなかった。
これは経済協力開発機構(OECD)加盟国のスウェーデン(75%)、英国(59%)、米国(58%)、フランス(54%)、ドイツ(52%)などにくらべて大きく劣る数字だ。
このように長生きするベンチャー企業が他の先進国にくらべて大幅に落ちる理由は、民間中心のベンチャー投資生態系の不備と販路の開拓難などが挙げられる。実際に、民間のベンチャー投資を意味する「エンジェル投資」の規模は2014年時点に834億ウォンで、米国(25兆ウォン)の0.3%に過ぎなかった。