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iloom、俳優コン・ユ使用した「鬼<トッケビ>」破格PPL効果しっかり見た


  • iloom、俳優コン・ユ使用した「鬼<トッケビ>」破格PPL効果しっかり見た
俳優コン・ユを広告モデルに使用した家具ブランドのiloomが大ヒットを打って視線を集めている。

iloomはtvNドラマ『鬼<トッケビ>』(以下、『鬼<トッケビ>』)にて破格的なレベルのPPL(間接広告)により認知度を高めた。通常、PPLは主人公が製品を使用するレベルに留まるが、『鬼<トッケビ>』では最初から企業名と実際の本社まで露出。iloomは自社広告モデルであるコン・ユを男性主人公としてオファーすることに努力した。当初コン・ユはドラマ『鬼<トッケビ>』への出演に否定的であり、オファー要請を4度も断ったと伝えられた。けっかてきに出演を決定し、本人もヒットを飛ばした。これに応えるようにコン・ユが「顧客」ブランドを存分に強調してくれたという。iloomが『鬼<トッケビ>』制作に支援した費用は10億ウォンほどで、投資金を抜いても残るものがあるというのが彼らの判断だった。

iloomの売上高は2012年までしても500億ウォン前後に留まっていたが、毎年30~50%の高成長を見せ、2015年の売上高は1315億ウォンを記録。まだ公示されていないが、2016年の売上高は1500億ウォンを超える可能性があるという話しも聞こえる。

中でも『鬼<トッケビ>』が放送された昨年12月と今年1月の売上高が前年対比2倍以上急増したという。一方、財界ではiloomが所属するFURSYSグループの承継にも関心を向けている。FURSYSグループは最長点にいるsidizがFURSYS、iloom、teemsなど主要系列会社を支配する構造。ソン・ドンチャンFURSYS会長はsidiz株式80.51%、息子ソン・テヒFURSYS副社長は0.78%を保有中。ソン・テヒ副社長などのオーナー一家がiloom株式20.97%を保有。業界ではiloomを素早く育てた後、iloomとsidizを合わせて贈与税の負担を最小化して承継するという展望だ。
  • 毎経エコノミー ミョン・スンヨン記者 / 写真=iloom
  • 入力 2017-02-27 10:00:17




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