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ポスコエナジー、東洋パワー買収「石炭火力発電事業」に進出


民間発電1位会社のポスコエナジーが、宿願の事業だった石炭火力発電に飛び込む。ポスコエナジーは25日、東洋セメント・東洋レジャー・(株)東洋などが保有している東洋パワーの持ち分100%買収のための株式譲渡契約を締結した。

東洋パワーの買収によりポスコエナジーは今後、合計5900MWの発電容量を備えるようになり、国内最高の民間発電会社としての立地をさらに固めることができるようになった。とくに発電単価がLNGより安く、稼働率が90%を越える石炭火力発電事業進出により、持続成長の踏み台を用意するようになったとポスコエナジーは明らかにした。

2011年に設立された東洋パワーは、江原道三陟市に2000MW規模の石炭火力発電所を建設・運営する事業権を昨年取得した。民資石炭火力発電としては国内最大規模だ。三陟発電所が入る所は閉鉱山用地で近所に民家がなく、発電所までの距離が30kmに過ぎず、送電距離が短いという長所がある。

ポスコグループ次元でシナジー効果も期待される。

3兆1000億ウォン規模の発電所建設時、グループ内の発電プラント設計・施工ならびに原料の石炭調達などでシナジーが可能であるとポスコエナジーは展望した。ポスコエナジーのファン・ウニョン社長は、「東洋パワーの買収で既存のLNG複合火力・腐生ガス発電とともに石炭火力発電も事業ポートフォリオに含めることで、発電事業の安定的運用と海外発電市場進出にも大きく役立つだろう」と語った。
  • 毎日経済_ノ・ウォンミョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-06-25 17:45:41




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