トップ > 数字経済 > 企業 > 黄土化粧品会社ソンハク、ホームショッピングで売上1000億ウォン

黄土化粧品会社ソンハク、ホームショッピングで売上1000億ウォン

www.ohbeauty.co.kr 

  • 黄土化粧品会社ソンハク、ホームショッピングで売上1000億ウォン
△写真=2007年黄土パック重金属検出論乱で危機を経験したソンハクは酸素マスククレンザー、ショッキングマスカラなど、ホームショッピング完売商品を相次いで発売しながら再起に成功した。

最近、ホームショッピング最高の話題ブランドは「酸素マスククレンザー」と「ショッキングマスカラ」で大当たり行進を継続するオジェックだ。製造者の名前が見慣れない。過去、黄土パックで有名税を挙げた「ソンハク」だ。

今のソンハクを作った黄土熱風は、6~7年前にさかのぼる。当時ホームショッピング黄土パック市場は、タレントのキム・ヨンエ氏を全面に出したチャムトウォンとタレントのカン・プジャ氏を全面に出した五色黄土に両分された。ひと月先に市場に出たチャムトウォンは、売上も一段上だった。ところが最もよく売れていた黄土パック市場に突然危機が訪れた。2007年末、黄土パックから重金属が検出されたという報道が出ながら黄土パックのホームショッピング占領神話は幕を下ろした。2006年500億ウォン近くにいっていたソンハクの売上は2007年280億ウォン水準にとどまった。

黄土パック波動は出発が似ていた2業者の運命を分けた。チャムトウォンが市場で痕跡をなくすかのようにした反面、ソンハクは当時売上をひょうぜんと飛び越え、昨年売上高が1000億ウォンに肉迫した。

2業者の運命を分けたのは危機対応方式だった。ホームショッピング業界関係者は「黄土に重金属が入っていたという報道が相次いで勃発するなりチャムトウォンはホームページの門を閉めてしまった。当時、チャムトウォン担当MDが胸苦しいとソンハクに電話をかけ、チャムトウォンの事情を尋ねるハプニングまであった」と伝えた。

チャムトウォンが水面下に隠れてしまったが、ソンハクは違った。20名余りの社員が夜を明かしながらホームページに上がってくる書き込みに一つ一つ回答をつけた。その結果、誤解がある程度和らぎ、2週間後にはホームショッピング放送も再開することができた。ソンハクのキム・ギョンア代表は「製品に対する確信があったから可能だった。ホームショッピング担当MDを説得し、黄土パックの代わりに石鹸やボディスクラブのような代替商品を続けて放送することができた」と回想した。以降、黄土パック重金属論乱は、関連プログラムの訂正報道と損害賠償の判決で締めくくられた。

職員100人、年売上1000億ウォン実利


年売上1000億ウォン神話の主人公は、100名に過ぎない職員たちだ。京畿道城南市にある本社とソンハク付設研究所職員が半分ほどを占めており、残りは龍仁工場に勤務する生産職職員、マスカラを除いた全製品を自体工場で製造する。

黄土パックで始め、成長したソンハクを化粧品業界ダークホースでのし上げた製品は、酸素マスククレンザー、ショッキングマスカラ、ロールBB、吹き付けるマスクパックなど、どれも既存の市場になかった新しいカテゴリー商品だ。カン代表は「化粧をしながら不便だった点を一つ一つ製品開発に連結した。大企業では試みすらされなかった商品を続けて発売しながら、消費者口コミに乗った」と誇る。

代表製品である酸素マスククレンザーは、2011年CJオーショッピング全体販売順位1位を占めた。単品でホームショッピングだけで累積売上1200億ウォンを記録したミリオンセラーだ。

2012年下半期に発売されたショッキングマスカラの人気も侮れない。発売後、6か月後に200億ウォン分が売れて行った。大部分マスカラは使用するたびに空気に露出されるしかない構造であるため、数回使用すれば液状が固まりやすが、ショッキングマスカラは、ふたを回すたびに液が少しずつ出る構造を採用し、液状が固まらないように作った。BBクリームを筆で塗るロールBBと手軽にぱっと塗る吹き付けるマスクパックも全てカン代表のアイディアから始まった。

今では「黄土企業」と呼ばれ気恥ずかしいほどで一般の化粧品比重が大きくなったが、カン・ギョンア代表は相変わらず黄土に対する愛着を手放さない。国内では黄土に対する忌まわしい反応が残っており、成長傾向が止まった状況だが、海外では着実に人気だ。とくに、黄土石鹸は日本2000余りの売場に入店しているかと思えば国内代表免税店でも人気品目として定着している。

最近1~2年の内に多様な製品を全面に出し浮上する化粧品業者になったソンハクは、今後1~2年ロードショップを出し、本格的なオフライン事業に乗り出そうという構想だ。カン代表は「基礎から色まで持ち合わせた総合化粧品ブランドとして育て上げる」と抱負を明らかにした。
  • 毎日経済エコノミー_イム・へリン記者/ 写真 : パク・ジョンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2013-01-21 09:22:22




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア