AIIB総裁、「韓国はAIIBにおける非常に重要な国」


金立群(ジン・リチュイン)アジアインフラ投資銀行(AIIB)総裁は、「韓国と中国のあいだの貿易と投資は両国ともに非常に重要だ」とし、「今後も両国の貿易と投資が引き続き増えることを期待する」と強調した。ジン総裁は「特に韓国の金融企業はもちろん、実体経済を担当する企業の競争力が高い」とし、「韓国の民間企業がAIIBと多くの仕事をともに行うことを願う」と付け加えた。

ジン総裁は12日、東南アジア諸国連合(ASEAN・アセアン)の世界経済フォーラム(ダボス会議)の行事に出席した後、毎日経済と単独でインタビューを行い、このように明らかにした。

韓国が昨年10月以後、6ヶ月にわたるリーダーシップの空白を経て文在寅(ムン・ヂェイン)大統領を選出したことに対し、ジン総裁は「韓国が新しい大統領を選出したことをお祝いする」とし、「今後はAIIBでも大きな役割を果たしていただけることを期待する」と述べた。

ジン総裁は昨年、洪起澤(ホン・ギテク)前AIIB副の不名誉な退任で韓国人が経験した失望感を意識したように、「今後もAIIB副総裁職は韓国に常に開かれている」と語った。ジン総裁は「韓国を含めて多くの国が加入している国際機関は、人材に要求されるレベルが非常に高い」とし、「韓国人がこのレベルを満たし、競争に打ち克ったなら問題になることはない」と指摘した。ジン総裁はまた、「韓国はAIIBにおける非常に重要な国」だと改めて強調した。

韓国は昨年1月、公式に発足したAIIBに37億ドル(約4兆2000億ウォン)を投資して創立メンバーとして参加した。

ただしジン総裁は、米国の高高度ミサイル防衛システム(THAAD/サード)を韓国に配備した後、中国が韓国産消費財の輸入を一方的に中断して問題となった中・韓間の貿易紛争については言葉を控えた。ジン総裁は「経済問題ではなくサードなどの政治懸案についての言及は、私のお答えすることができる範囲を超えた」と語った。

ジン総裁は先週、カンボジアのプノンペンで「若さ、技術、成長」をテーマに開かれたアセアン ダボスフォーラムに共同議長として参加し、中国を知らしめるために乗り出した。ジン総裁は米国を中心に起きている保護貿易主義を警戒し、自由貿易と国家間の協力を強調した。特にアセアン地域でAIIBのインフラ投資が、若者たちに多くの機会を提供すると強調した。

ジン総裁は来月16~18日に済州島で開かれるAIIB年次総会に出席するために訪韓する予定だ。
  • 毎日経済_プノンペン(カンボジア)=ノ・ヨンウ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-05-16 22:19:22