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中国観光客(ヨウカー)、明洞ではなく韓国人の日常である「漢江や三清洞」を訪れる


韓国を訪問した中華圏観光客(ヨウカー)たちが明洞の代わりに韓国人が好きな汝矣島(ヨイド)漢江公園、三清洞、ソウル大公園などを多く訪れることが分かった。

第一企画は7日、デジタルマーケティング子会社の豊台が独自開発した「韓国地下鉄」のアプリに基づいて先月に韓国を訪問したヨウカーのトレンドを分析した結果、このように調査されたと伝えた。

中国の主要祝日である「勤労者の日」「端午節」の連休が含まれている5月の1か月間の約66万件にわたる関心場所検索データを分析した結果、「南山Nソウルタワー」の検索量が最も多かった。

また汝矣島漢江公園は昨年の37位から4位に、ソウル大公園は64位から11位に急浮上した。

比較的外国人観光客が少なかった2つの場所に対する関心が増加したのは、ショッピングやグルメツアー中心だったヨウカーのトレンドが、花見や公園散策など韓国人の余暇活動に拡張された結果と見られている。

釜山甘川文化村(16位)と三清洞通り(17位)が20位圏に初めて進入した。第一企画の関係者は「ヨウカーの行動半径がソウルと首都圏を越え、釜山などの地方にまで拡張された結果だ」と説明した。三清洞通りは韓流ドラマ『鬼<トッケビ>』のロケ地として知られ、外国人観光客の足どりが続いている。

「外国人観光1番地」に選ばれる明洞は前年比で10階段下落して15位を記録し、初めて10位圏外に押し出された。明洞とともにチキン店などの鶏料理レストランや東大門大型ファッションモールなど、中国人が多く訪れていた場所の順位が全体的に下がった。高高度ミサイル防衛システム(THAAD/サード)問題に起因する中国人団体観光客の減少が大きな影響を及ぼした。

豊台のナム・ヨンシク代表は「最近、韓国観光のトレンドは『韓国人の日常に入ってきたヨウカー』に要約される」とし「内外的な環境に応じてヨウカーの旅行や消費トレンドが急速に変わるだけに、企業や自治体では先制的なマーケティング戦略を展開する必要がある」と助言した。
  • 毎日経済 カン・ヨンウン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2017-06-07 10:51:39




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