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輸入車販売2万台突破、輸入車5大ブランド

韓国輸入自動車協会、BMW・ベンツ・フォルクスワーゲン・アウディ 

  • 輸入車販売2万台突破、輸入車5大ブランド
  • < 今年前半期 輸入車5大ブランド >

BMWの牙城は堅固だった。BMWは今年上半期の韓国輸入車市場決算の結果、ブランド別で王座を守った。6月のベストセリングカーの主力モデルである520dが再び1位の座を取り戻し、ニッチモデルが善戦したためと分析される。

韓国輸入自動車協会によると4日、BMWは今年の1~6月で総2万268台を販売し、半期ベースではここ数年間1位の座を維持した。その後ろをメルセデス・ベンツ(1万6642台)、フォルクスワーゲン(1万5368台)、アウディ(1万3536台)が続いた。

6月の月間ベースでも3358台を販売し、フォルクスワーゲン(3010台)、ベンツ(2907台)、アウディ(2728台)を上回った。

BMWは、5年前の2009年に年間9652台を販売したことに比べれば飛躍的な発展で、輸入車市場の成長を代表するブランドとしての地位を確立したわけだ。今年の上半期のBMWの1位を守った一等功臣として、ディーゼルセダンの520dが挙げられる。520dはこの4~5月の月間ベストセリングカー1位の座を連続して失ったが、6月に711台売れ、ベストセラーカーとして再び登場した。今年上半期の累積ベースでも520dは3863台が売れ、フォルクスワーゲンのティグアン(3675台)、ベンツ E220CDI(3052台)などを上回った。

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  • < BMW 520d >

BMWの関係者は、「ここ数カ月のあいだ520dは本社からの物量供給が円滑でなかったし、特に4輪駆動システムであるxDriveを装着した520dが別のモデルとして計算されたことが、しばらくのあいだ停滞した原因だ」と説明した。BMWは6月、10大ベストセリングカー(ディーゼル)に2つのモデルの名前を上げたが、まさに520d(1位)と520 dxDrive(10位)だった。2つのモデルの販売台数を合わせると1063台で、2位と大きな差がある。これに加えて5シリーズや3シリーズなどの主力モデルのほか、さまざまなニッチ車種の善戦も一役買った。

代表的なモデルがまさにグランツーリスモ(GT)モデルだ。ワゴン型で、ビジネスとレジャーの両方を満たす利点のおかげで、昨年6月に発売された3シリーズGTの場合、昨年の487台の販売に続き、今年の上半期には約2倍の876台が売れた。

今年上半期の韓国のl輸入車市場は全体的に大きく拡大した。今年の1~6月の輸入車新規登録台数は9万4263台で、昨年の同じ期間(7万4487台)よりも26.5%増加した。月間ベースでも先月は1万7803台が売れ、前月対比では16.3%、前年同期との対比では39.2%増加した。

上半期の輸入車の特徴は、ディーゼル車化と小型化が顕著だった点だ。1~6月におけるディーゼル車のシェアは68.3%(6万4427台)を記録し、前年同期との対比で8.4%ポイント増加した。

上半期の10大ベストセラーカーの中でも9台がディーゼル車だった。車両クラス別では排気量3000㏄未満の中小型車がよく売れた。

上半期の販売で2000㏄未満の車両と2000~3000㏄車の市場占有率は、それぞれ55.0%(5万1868台)と33.2%(3万1286台)を記録し、昨年の52.2%と33.4%と比較して上昇した。しかし3000~4000㏄車のシェアは12.1%(9009台)から8.8%(8301台)と、3.3%ポイント落ちた。
  • 毎日経済_ユン・ウォンソプ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-04 15:47:18




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