トップ > 数字経済 > 経済 > 韓国と中国の企業、中韓首脳会談に合わせて経済フォーラム開催

韓国と中国の企業、中韓首脳会談に合わせて経済フォーラム開催

大韓商工会議所・中国商務部の産業協力フォーラム盛況/スボ新華聯総経理「中国の不動産は安定成長維持」 

  • 韓国と中国の企業、中韓首脳会談に合わせて経済フォーラム開催
◆ 中韓首脳会談/経済フォーラム・通常の昼食会 ◆

「中国の不動産市場は安定的、質的成長を維持するだろう」。

中国の大規模な不動産開発企業である新華聯不動産開発の蘇波(スボ)総経理は、大韓商工会議所と中国商務部投資促進事務局の主催で4日午前、ソウル小公洞(ソゴンドン)のロッテホテルで開かれた「韓・中産業協力フォーラムと企業人交流会」に参加し、中国の不動産市場楽観論を展開した。

この日の午後、新羅ホテルで開催された「韓・中経済通商協力フォーラム」に先立ち、実務次元の投資協力方案を模索するために用意されたこの席には、習近平中国国家主席の訪韓に同行した中国経済使節団120人余りと、韓国大・中小企業側の実務陣100人の計220人余りが参加した。

スボ総経理は「中国のインフラ建設と不動産開発の現状」という主題の発表で、「今年上半期以降、中国の不動産市場が崩壊するだろうという意見と、タイタニック号のように氷山にぶつかって沈没するだろうという意見が提起されている」とし、「しかし、中国の不動産市場は都市化の最終的な媒介体であり、最も直接的な受益対象となるだろう」と明らかにした。

スボ総経理は、中国不動産業界の大物である郁亮(ウィリャン)萬科グループ総裁の言葉を引用し、「中国の不動産はすでに黄金時代を経て銀の時代に進入した。すなわち、過去の果敢な投資だけで金を稼いだ時代には、人々が腰を曲げるだけで金を拾うことができたが、このような時代はすでに終わった。しかし銀も貴金属の一つであることは明らかだ」と前提した。

スボ総経理は、「中国の不動産市場は成長余地が依然として十分であり、安定した質的成長を維持できるだろう」と強調した。

スボ総経理は37億ビューを超えて中国の放送を占領した韓国ドラマ「星から来たあなた」を例に挙げ、「グローバル時代の国境を越えて、完全に新しい段階に入った中国と韓国が平和と発展を成し遂げるためには、両国の企業がビジネスより人を先に考える広い心で共生を成していかねばならない」と語った。

韓国側の主題発表者として乗り出した現代経済研究院のチュ・ウォン首席研究員は、「韓国製造業の現況と韓・中間の協力方案」発表で、「韓国製造業はIT・自動車を代替する新しい成長動力を探さなければならないという課題とともに、中国・インド・アセアン(ASEAN)など、飛躍的に成長している新興工業国と競争するのか、協力するのかどうかを決断しなければならない岐路に置かれている」と診断した。

チュ・ウォン首席研究員はまた、「両国製造業の協力強化のための韓・中自由貿易協定(FTA)を早急に推進し、韓・中間の経済協力のプラットフォームの活用拡大をはじめとする制度の統合を図るべきだ」と強調した。

あわせて、「両国間の産業標準を統一し、工業製品の生産企業に対する情報共有を通じて企業間取引を活性化する努力が必要だ」と語った。

このほかにも、産業研究院側が「韓国のサービス産業と韓・中協力方案」を、ファーウェイ(Huawei)社技術有限公司の丁能(ティンノン)韓国事務所代表が、「中国の電子産業の現状と韓・中協力方案」についてそれぞれ発表し、両国の産業協力の強化を注文した。

この日のフォーラムでは、中国側から中国商務部投資促進事務局の劉殿勛局長、スボ総経理、赵继红・遼寧省ホンティエン不動産開発社長、呉悦春・吉林省不動産開発社長、宋堯・上海マート副総裁副、 郭献斌・鍾祥国際貿易グループ会長、刘炎岗・華坪郡厳鉱実業会長、陳建云・福建省Fuguiniao鉱業グループ会長など、中国の不動産・貿易・工鉱業を代表する企業人らが大挙参加した。
  • 毎日経済_イ・ホスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-04 15:39:17




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア