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チェ・ギョンファン韓国経済副総理内定「補正予算・金利引き下げが必要」

聴聞会で政策の方向性提示...「法人税・消費税引き上げず」 

韓国の崔炅煥(チェ・ギョンファン)経済副総理内定者は8日、韓国国会の人事聴聞会で「財政・通貨など、すべての政策を動員して内需を生かし、経済の躍動性を回復するつもり」だと明らかにした。これのために、補正予算の編成と金利引き下げなどの具体的な政策の方向性も提示した。

チェ・ギョンファン内定者はこの日の聴聞会の答弁で、「わが経済の下方リスクが相当に増大している」とし、「前回、企画財政部が今年の成長率を年3.9%と展望したが、これを下方調整するだろう」と明らかにした。

チェ内定者は補正予算編成と関連し、「現在、経済状況だけを見ると補正予算を編成しなければならないと信じる」と明らかにし、補正予算への強い意志を現わした。具体的な方策に対しては、来年の予算と今年の税収などを総合的に勘案し、就任後に政策の方向性を提示するだろうと明らかにした。通貨政策の方向に対しては、「金利引き下げに同意する」との意見を披瀝した。チェ内定者は、「韓国銀行総裁と頻繁に会って、経済認識に対するギャップを縮めるように努力する」と強調した。チェ内定者は、「韓国銀行も国内経済の下方リスクが多く生じたということに同意するだろう」と明らかにした。

チェ内定者は続けて、「企業活動を抑制する税務調査は望ましくない」とし、「法人税等の税率引き上げもないだろう」と語り、企業活動を積極的に後押しする政策をとることを示唆した。

チェ内定者は外国為替市場政策と関連して、「為替レートが上側であれ下側であれ、偏りがあってはならない。市場安定のために最善を尽くしたい」と強調し、ウォンが3桁に進入することを防ぎたいという意志を表明した。

一方で与・野党は8日、李丙琪(イ・ビョンギ)国家情報院長内定者に対する2日目の人事聴聞会を実施して、人事聴聞経過報告書を9日に採択することで暫定合意した。野党はイ・ビョンギ内定者は、過去にハンナラ党の「チャテギ事件」関与などで一部欠陥があるが、落馬させるほどの人士ではないと判断している。
  • 毎日経済_ノ・ヨンウ記者/チョン・ボムヂュ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-08 17:32:29




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