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数字経済 > マーケティング > 休暇シーズン、迷子防止用ジュエリー新製品発売
夏の休暇シーズンが近づきながら、迷子防止用ジュエリーの新製品が相次いで出ている。海水浴場やウォーターパークなど人が多く押し寄せる所で、子どもたちを見失うのではないかと心配する父母の消費者を狙った製品だ。
これに、これまでの成人用製品のみ生産してきたジュエリー業界も、先を争って児童用の新製品生産に熱を上げている。迷子防止用ジュエリーは主にネックレスやブレスレットで出る。製品の裏側に子どもの名前と父母の携帯電話番号などを刻み入れることができる。
ミニゴールドが最近発売したバブルベビーコレクションは、星・クローバー・ハートなど子どもたちが好みそうなデザインのネックレス・ブレスレット製品だ。裏側に込められる人的情報は、購入時に問い合わせすれば売場で無料で刻み入れてくれる。ジェイ・エスティーナのキッズジュエリーは、子どもが生まれた月を記念にする誕生石をペンダントとして選べる異色製品だ。ジュエリー業者のセビアもアナと雪の女王などアニメーションキャラクターを形象化したキッズジュエリー製品を打ち出し、既存の業者と争っている。
ジュエリーだけでなく、鞄にも迷子防止機能を入れた新製品が多い。キッズガーディアンが生産する幼児用かばんには、近距離無線通信(NFC)が可能なチップが内臓されており、父母がリアルタイムで子どもの位置を把握することができる。