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韓国旅行商品の情報提供標準案、必須オプション観光廃止

必須オプションなくして現地ガイド費も事前公示 

海外旅行時、特定の名所を義務的に有料観光するいわゆる「必須オプション観光」が消える。

韓国消費者院と韓国観光公社・韓国旅行業協会は最近、海外旅行商品を販売する12社の大型旅行社と「国外旅行商品情報の提供標準案」を用意したと14日、明らかにした。標準案は15日からすぐに施行される。

これにより、まず海外現地の必須オプション観光が廃止され、すべてのオプション観光費用は旅行商品価格にそのまま反映される。大多数のパッケージ形態の海外旅行商品には「現地で選択観光参加費用が発生することがある」というあいまいな内容が公示されており、現地で追加費用が発生する場合が多かった。

しかし、新しい標準案により各旅行社は選択観光コースを提示した後、ここに参加しなくても追加費用や不利益がないことを明示しなければならない。旅行経費のうち現地ガイドや運転手の経費も義務支払と選択支払に分けられ、消費者がこれを勘案して旅行商品を選べるようにした。キャンセル手数料など各種情報を一度に明記する「核心情報一括表示制」も実施される。各旅行者は商品価格やキャンセル手数料・ショッピング・安全などに対するすべての情報を分散表示せず、商品情報ページ全面に一か所に集めて知らせなければならない。

今回の標準案施行にはネイルツアー・レッドキャップツアー・ロッテ観光・モドゥツアーなど12社の旅行社が参与した。消費者院は今回の標準案がきちんと履行されるかオンラインと現地実態調査を通じて点検する予定であり、これを基盤に標準案の認証制を今年に実施する計画だ。消費者院の関係者は「海外旅行商品を購入する時、旅行計画の樹立と商品選択・商品契約など旅行段階別に点検する試案を整理した消費者ガイドも出す予定」だと語った。
  • 毎日経済_ソ・ジヌ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-14 17:27:41




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