トップ > 数字経済 > マーケット > 韓国企業、ビッグデータの活用率は7.5%に過ぎず、先進国より2~4年遅れをとる

韓国企業、ビッグデータの活用率は7.5%に過ぎず、先進国より2~4年遅れをとる

大韓商工会議所、ビッグデータ活用の現状調査 

韓国はIT強国だが、ビッグデータの活用率が大きく落ちると調査された。韓国企業10社のうち8社は、ビッグデータを活用していないことが分かった。また、韓国のビッグデータ核心技術力が先進国に比べて2~4年遅れをとることが分かった。

グローバル企業がビッグデータで新たな成長動力を探したり透間市場を攻略しているが、肝心の韓国企業は世界的な流れについていけていないという指摘が多い。

大韓商工会議所が最近、韓国企業500社を対象に実施したビッグデータ活用の現状調査によると、回答企業のうち81.6%がビッグデータを活用していないと答えた。活用するという企業は7.5%にとどまった。活用計画があるという回答も10.9%に過ぎなかった。

ビッグデータ活用分野(複数回答)は、マーケティング(47.3%)、管理・運営(41.9%)、顧客サービス(36.6%)、戦略計画(24.7%)、研究開発(20.4%)の順だった。ビッグデータの活用が困難な理由として、データ分析力量と経験不足(19.6%)を最も多く挙げた。システム構築費などの予算不足(19.4%)、情報保護・安全性への懸念(17.5%)が後に続いた。

大韓商工会議所は、韓国電子通信研究員推定資料を引用して「韓国のビッグデータ活用技術が先進国に比べて収集管理の分野では、2年、演算処理分野は3~4年、分析分野は2年以上遅れをとる」とし、「韓国のビッグデータ市場が外国ソリューションに侵食される可能性がある」と懸念した。
  • 毎日経済_イ・ホスン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-14 17:12:50




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア