トップ >
数字経済 > マーケティング > 緑茶+コーヒー、マッコリ+コーヒー…世の中に無かった「相性抜群の味」
食飲料業界が、2つの食材料の奇想天外な組み合わせを通じた新しい味を作り出している。合わないような複数の食材を組み合わせ、新しながらもさらに優れた味を披露している。
貢茶コリアは最近、抹茶とコーヒーが合わさった新メニュー「ダブルグリーンカフェラテ」を発売した。新メニューの最大の特徴は済州産の緑茶とコーヒーを組み合わせたもので、ここに豊富なミルクフォームまで加えた。
ほろ苦い抹茶と香ばしくて柔らかい酸味のコーヒーが調和を成してティー(Tea)の味をさらに豊かにし、ここにミルクフォームの味を加えた。また、アイスメニューはグリーン(抹茶)、ブラウン(コーヒー)、ホワイト(ミルクフォーム)の3つのトーンの感覚的なビジュアルが目をひきつける。
スターバックスは、「アールグレイティーチョコレート(Earlgrey tea chocolate)」を全国の店舗に拡大して発売する。アールグレイティーチョコレートはアールグレイティーとチョコレートが調和した飲料で、ほろ苦い味を楽しむアールグレイに甘いチョコレートが加わった。ほのかなアールグレイのベルガモットの香りとラベンダーの香りがチョコレートのさっぱりしないあと味をすっきりさせ、ティーとチョコレートの両方を楽しむことができる。既存のTEAVANA特化店(スターフィールド河南・新世界大邱店)でのみ限定販売をしていたものを先日、全国の店舗に拡大した。
ピングレバナナ味牛乳のフラッグシップショップであるイエローカフェを通じ、「ピングレイエローカフェ塩ラテ」を披露している。塩ラテは韓国市場では馴染みが薄いが、台湾でブームを起こしている。塩味が甘いラテの味を最大化させる。発売前に実施した独自の消費者調査では、最近のトレンドである「ダンチャン」に最も合致した製品だという評価を得たことが分かった。
鞠醇堂もコンビニCUと手を取り合い、コーヒーとマッコリを混ぜた「鞠醇堂マッコリカーノ」を発売した。桃味のマッコリ、チーズ味のマッコリなど固定観念を破って新しい組み合わせのマッコリを開発してきた鞠醇堂は、今回はコーヒーとマッコリという新しい組み合わせを披露した。
食品業界の関係者は、「あふれる新製品のあいだで、以前には経験できなかった食材料間の組み合わせを通じて味に対する消費者の好奇心を刺激している」と伝えた。