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シュガーバブル、食べても安全なサトウキビ洗剤開発

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  • シュガーバブル、食べても安全なサトウキビ洗剤開発
シュガーバブルのソ・ジェチュン社長(53)の別名は「台所洗剤を飲む社長」だ。会社名でもあり主力製品であるシュガーバブル台所洗剤原料が、サトウキビ、オリーブ油なので直接飲んでも人体に無害だということを証明するためだ。2003年製品が発売される時から着実に進行したイベントだ。

シュガーバブル台所洗剤は、発売されるなり業界の話題だった。洗い物をする時食器についた油、食べかすを除去する台所洗剤の主成分界面活性剤を、人工原料ではない天然材料から抽出し、主婦たちの爆発的な呼応を得た。

しかし、販路の確保が容易でなかった。どれだけ刺激のない親環境洗剤だと説明しても、これを売るべき流通業者でまったく信用しなかったからだ。結局、ソ社長は直接洗剤を飲んで目にも入れる冒険(?)を強行した。

「各種材料を見せても信じないので直接飲んで、目に入れると大型マートなど流通業者担当者の表情が変わった。その時から私たちの製品を流通業者に入店させながら、消費者が関心を持ち始めた。今まで飲んだ洗剤がおそらく2升は超えるだろう」

中小企業の製品でとしては珍しく、ロッテマートなど大型マート割引店に入店し、Eマートでは「自然主義」商号のPB商品として披露した。余勢を駆り、毒性のない洗濯洗剤、浴室洗浄剤まで出し、売上は毎年30%ずつ高空成長した。創業初期二けた数にとどまった売上が、2010年には175億ウォンまで飛んだ。製品ごとに価格競争力まで持ち合わせながら、既存の台所洗剤市場の強者であるLG生活空間、エギョンも緊張し始めた。

価格競争力前に出してLG・エギョン緊張


ところで、勝利を上げるかのように見えた会社も試練にぶつかった。製品は生産するたびに売れたが、営業利益は減り、負債だけが積もる悪循環が持続した。歯磨き粉なしでも虫歯予防効果を出す新概念歯ブラシを開発しようと無理な現金投資を敢行したのが決定的な禍根だった。結局、昨年5月大邱地方法院で企業回復手続きを進行中だ。

「不渡り危機に直面した当時にも注文が押され、週末まで特別勤務するほど外形成長には問題がなかった。しかし製品を売れば売るほど赤字幅が大きくなるのが問題だった。研究開発だけに重点を置いたせいで原価管理をきちんとできなかった。消費者反応が良いからといって製品価格を何年も凍結したのも間違いだった」

幸い、企業回復手続きの期間中、債権団が会社成長の可能性に注目し、総負債200億ウォンのうち65%を株式出資に変えてくれることで合意した。再起の踏み台が用意されたということだ。

ソ社長は、会社を安定軌道に乗せた後、新製品開発に注力する予定だ。「今回の事態でどれだけ技術が良く、よく売れても企業は利益を出せなければつぶれるという教訓を得た。今後、親環境シャンプーのような新製品を発売し、3年以内に負債を全て返済する計画だ。大企業との競争でも押されない総合生活用品専門企業になるのが夢だ」

■ He is…
△1959年生まれ △慶煕大化学科△慶煕大理学博士△ポスコ技術研究所△1999年クリーンケミカル(現:シュガーバブル)創業△シュガーバブル代表理事社長(現)
  • 毎日経済エコノミー_キム・ギョンミン記者/写真:パク・ジョンヒ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2012-09-17 09:35:51




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