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スマートフォンの薄さ競争、サムスン電子・アップル・中国のGiONEE

中国の新興スマートフォン会社GiONEE、5㎜の超薄型スマートフォン「GN9005」発売 

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  • GALAXY NOTE 3

紙のように薄い携帯電話を披露しようとするスマートフォンメーカー間の、厚みを減らす競争が熾烈だ。業界によると22日、スマートフォン市場が飽和状態に入り、技術競争力を示す「スリムなデザイン」が差別化のポイントとして浮上している。性能を維持したままで厚さを薄くするためには高度の技術力が必要で、スマートフォンの「ダイエット競争」に興味が集まっている。

このようなトレンドは、世界のスマートフォンで二強構図を成すサムスン電子とアップルにもはっきりしている。サムスン電子のスマートフォンの厚さは、GALAXY NOTE 2(9.4ミリ)からGALAXY NOTE 3(8.3ミリ)へ、そしてGALAXY S5(8.1ミリ)になるほど薄くなっている。

特に。来月に登場するサムスン電子初のメタルフォン「GALAXY α」は6.9ミリの厚さに、果敢なダイエットに乗り出したと伝えられた。サムスン開発陣の間で「カードフォン」の異名がついたほど、スリムな外観に注力したという評価だ。

スマートフォンの部品メーカー役員は、「メタルの外観をかぶせると電波干渉の問題など、解決すべき問題は増えるが、手に握ったときにしっかりと納まるデザインを簡単に実装できる」とし、「サムスンが今回初めてメタルフォンを出したのは、厚さ競争に本格的に参入したことを意味する」と語った。

アップルもiPhoneの厚さを減らすことに死活をかけている。このために、アップルは今年の初めに納品するバッテリーの厚さを2ミリ以内に減らすように、中国の部品メーカーに注文したことが分かった。いま使っているバッテリーの厚さは通常2.9ミリ前後だ。年末に出荷されるiPhone 6を最大限薄く作るためだ。前作のiPhone 5Sの厚さは7.6ミリだ。業界が予想するiPhone 6の厚さは6~6.9ミリのラインだ。

サムスンが9月にドイツで開催される欧州最大の家電展示会「IFA 2014」で販売する新モデル「GALAXY Note 4」も、厚さ減らしに注力することが予測される。

これはサムスンが今年1月に特許を出願した、「非同期式デジタルペン認識技術」とも深い関連があるという分析だ。この技術を使えばぶ厚いタッチパネルなしで、超音波センサーと専用のペンの間でデータをやりとりする距離を計算する方法で、ペン書き入力を行うことができ、スマートフォンの厚さを従来比で最小1ミリは減らすことができるというわけだ。

サムスンがこの技術をGALAXY Note 4に搭載した可能性が高く、厚さが前作に比べ大幅に減少した7ミリ前半に決定されうるという評価だ。

超薄型スマートフォンの競争は、中国企業が主導する形だ。中国の新興スマートフォン会社GiONEE(金立通信)は、厚さ5ミリの超薄型スマートフォン「GN 9005」を、早ければ来月にも中国で電撃発売する。今まで出てきたスマートフォンの中で最も薄い。同社は今年2月に5.5ミリ厚の「Elife S5.5」を出したことがある。わずか5~6ヶ月ぶりに従来の記録を0.5ミリ減らし、厚さの競争をリードしているわけだ。

中国ではスマートフォンのマーケティング・ポイントとして、厚さの問題が浮上している。特に昨年、中国のスマートフォン会社歩歩高(BBK)は、5.75ミリのスマートフォン「VIVO X3」を、Huawei社は6.18ミリ「Ascend P6」を次々と出した。性能だけを見ると、世界のトップレベルに上がるにはまだ早いが、中国企業が厚さの競争力だけは確かに先取りしたわけだ。
  • 毎日経済_ホン・ヂャンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-22 17:40:33