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数字経済 > マーケット > 文字メッセージ(SMS)広告を代替する「プッシュアラームサービス」
倹約族の会社員キム某氏は、スマートフォンに設置された書店アプリケーション(アプリ)を通じて特別セール情報が入れられたメッセージを受けとった。新刊図書だけでなく、好きな作家の本まで安い価格で購入することができるようになって満足している。
アプリを通じて送るプッシュアラームサービスが文字メッセージ(SMS)を通した広告を代替している。プッシュアラームはアプリをダウンロードした利用者を対象に情報を送るサービスだ。現在ショッピングアプリ、文化公演アプリ、生活情報アプリなどが多様な情報を提供している。ショッピング途中にもリアルタイムで割引情報を受けることができる。
特に、不特定多数を対象に提供されて「スパム」のように感じられたSMSとは異なり、使用者が必要とするだけの情報を分析して送ってくれるというのが特徴だ。高度な分析技術を土台したプッシュアラームは、アラームを通じてショッピングモールに入ってきたことを把握し、決済が行われたのか、買い物かごにのみ入れたのかなども分析することができる。
分析に基づいて個人オーダーメード型メッセージを送信し、企業マーケティング活動に大いに役立っているという評価だ。実際、米国プッシュアラームサービス企業アーバンエアシップが2400個余りのアプリ使用実態を分析した結果、プッシュアラームはアプリ利用時間を平均100%、クリック数を平均40%以上増加させた。Eメールよりも3倍以上の高速応答を誘導したりもした。