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LG電子、品質経営で4年ぶりに前年対比営業利益26%増加

4年ぶりにターンアラウンド、スマートフォン販売史上最大...MC事業本部が「孝行」 

  • LG電子、品質経営で4年ぶりに前年対比営業利益26%増加
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LG電子は第2四半期の業績発表でびっくりホームランを放った。2010年下半期に、品質管理を掲げてLG電子を率いてきた具本俊(ク・ボンヂュン)副会長が、4年めに会社をターンアラウンドさせたわけだ。LG電子のスマートフォン事業は、1年めに黒字転換に成功した。テレビ事業は巡航し、エアコン事業部は営業利益率二桁を記録する気炎を吐いた。

LG電子はこの第2四半期に、連結ベースの営業利益が6062億ウォンを記録し、前年同期との対比で26%増えたと明らかにした。売上げは前年同期との対比で1%増の15兆3746億ウォンを記録した。

2度の会計基準の変更を考慮しても、営業利益だけを見ると2009年第3四半期以来の実績だ。

ク・ボンヂュン副会長がLG電子代表取締役副会長に就任したことも、LG電子が四半期赤字を記録した2010年第3四半期なので、この第2四半期はク副会長就任以来、最高の実績であるわけだ。赤字状況でも「品質経営」を掲げたク副会長が、4年めで会社を正常軌道に乗せたわけだ。4年前までは、スマートフォン市場で姿を見つけることができなかったLGのスマートフォンを、この第2四半期に史上最大の販売商品にしたてあげた。

第2四半期のLG電子の実績好転の主砲は、スマートフォン事業を担当するモバイルコミュニケーション(MC)事業本部だった。

MC事業本部は第2四半期に営業利益859億ウォンを記録し、昨年の第2四半期(612億ウォン)以来、1年めで黒字を記録した。第2四半期のスマートフォン販売台数は1450万台で、四半期ベースでの最大値を記録した。特にG3と普及型製品を含むLTEスマートフォンの販売台数は515万台で、前年同期より123%急増した。戦略スマートフォンG3が第2四半期末の市場に放たれたことを勘案すれば、第2四半期は普及型スマートフォンが業績好転の一番の貢献者だった。

テレビ事業を担当するホームエンターテインメント(HE)事業本部は、超高画質(UHD)TVとOLED TVなど、高級製品の比重拡大と原価改善に支えられ、利益規模が昨年より大幅に増えた。第2四半期の売上げは5兆909億ウォンで、前年同期と似ていたが、営業利益は1545億ウォンで65%増加した。

昨年の実績があまりにも良かったので、今年は期待が低かったエアコン・エネルギーソリューション(AE)事業本部は、今年の第2四半期にもそこそこの成績表を提出した。

売上げは1兆6350億ウォンで、前年同期との対比で6%減少したものの、営業利益は1642億ウォンで同じ水準を維持した。

市場では、第3四半期以降にLG電子の実績改善がより一層明確になるものと見込んでいる。パク・ウォンヂェKDB大宇証券アナリストは、「スマートフォンの実績が思ったより良く、第3四半期にはもっと良くなると思われる」と語った。
  • 毎日経済_ハン・エギョン記者/ソク・ミンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-24 17:17:09




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