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政府、ロボット産業に2兆6000億ウォン投資

急成長する災害対応・ヘルスケアロボットを集中的に育成 

災害状況に対応したり、ヘルスケアに活用されるロボット技術の開発が本格化する。ロボット製品を自動車や医療・リハビリ業界の需要と融合する、技術開発のロードマップも作られる。韓国政府はこのために、今年から5年間で2兆ウォンを超える資金を投入する計画だ。

25日、産業通商資源部はロボット産業政策協議会を開き、「第2次知能型ロボット基本計画」を確定した。2次基本計画は、2009年に樹立された第1次基本計画の後続措置だ。1次計画がロボット産業のインフラ構築に焦点を置いたならば、2次計画は実際に技術を育成することが強調される。

まず災害対応ロボットやヘルスケアロボットなど、今後の成長可能性が高いサービス用ロボットの開発プロジェクトが進行される。災害対応ロボットは、2012年の世界市場の規模は6億ドルだったが、2016年には8億7000万ドルに、ヘルスケアロボットは、同じ期間に400万ドルから1億6000万ドルへ急成長が予想される。

オム・チャンワン産業部機械ロボット課長は、「商用化されていない分野に対する核心技術を先取りするように、世界市場を確保するための主要技術の開発が必要」と語った。

ロボット技術を他の産業と融合する技術も拡大される。例えばロボット産業をリハビリ産業と融合し、下半身が麻痺した患者の自己歩行を支援するロボットを商用化するという式である。産業部は、特に韓国内で生産されたロボット製品が世界市場で通用するように、国際標準を反映した技術を先導的に作るという計画だ。

一般には多少なじみがうすいが、ロボット市場はすでに韓国内でも相当な規模で造成された状態であり、今後の成長可能性は豊かだ。昨年の韓国ロボット市場の規模は2兆2000億ウォンだが、2018年には7兆ウォンに増加すると政府は観測した。7400億ウォンだった昨年のロボットの輸出額は、2018年には2兆5000億ウォンに上がると予想される。

韓国内に布陣するロボット企業の数も400社から600社に増えるものと見られる。

これによって、政府は今後2兆6000億ウォンの財源をロボット産業に投資する計画だ。政府と民間がほぼ同じ水準である1兆1000億ウォン、1兆2000億ウォンをそれぞれ投入し、自治体が3000億ウォンを共同投資することにした。
  • 毎日経済_キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-25 15:44:51




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