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サムスンvsアップル GALAXY Note4とiPhone6が来月同時発売

GALAXY Note4 vs iPhone6で世紀の対決 

  • サムスンvsアップル GALAXY Note4とiPhone6が来月同時発売
来月、スマートフォン市場の最大のライバルであるサムスン電子とアップルが、高級戦略スマートフォン「GALAXY Note4」と「iPhone6」で世紀の対決を繰り広げる。先月31日、業界によるとサムスン電子は9月5日、ドイツで開幕する「ベルリン家電見本市(IFA)2014」でGALAXY Note4のデビューイベントを開くことで内部方針を決めた。iPhone6は9月12日もしくは19日、アップル側が別途に出荷イベントを開いて公開すると伝えられた。

2つのモデルは一週間前後の時差を置いて同時に姿を現す。サムスン電子とアップルの戦略スマートフォンが同月発売されるのは、2011年11月以来3年ぶりのことだ。

両社とも飽和状態に入ったスマートフォン市場で揺れる姿を見せており、今回のライバル戦に集まる関心が熱い。GALAXY Note4とiPhone6で年内反転のシナリオを作れなければ、ファーウェイ・レノボ・シャオミ・ZTEなどの、恐ろしいまでに打ち寄せてくる中国企業に、早期に追い越される可能性があるという危機感がこれまで以上に大きい。

サムスン電子は市場の関心を一気につかむために、GALAXY Note4に5.7インチQHD(超高解像度)ディスプレーや手ブレ防止(OIS)機能を搭載した1600万画素カメラなど、各種の新技術を大挙注ぎ込むと伝えられた。曲がるディスプレーとメタルケースなど、革新デザインが装着されるかどうかも関心事だ。

一部では、GALAXY Note4が時差を置いて汎用と高級の2モデルで発売され、このうち高級モデルの側面に、サムスン電子が独自開発したフレキシブル「ユム(Youm)ディスプレー」が搭載されると分析している。虹彩認識・紫外線センサーなどが搭載されるのか、「Sペン」を活用した新しい機能がどのようなものであるのかも観戦ポイントだ。

アップルもiPhone6の販売に死活をかけている。故スティーブ・ジョブズ前アップル最高経営責任者(CEO)の「iPhone哲学」までかなぐり捨てるほどだ。ジョブズは生前「指はスマートフォンを使う最高のツール」とし、片手に乗る3.5~4インチサイズを強調した。とは言え、スマートフォンのトレンドが大きな画面の「ファブレット(Phone+Tablet)」に移動することを見たアップルは、iPhone6の本体を4.7インチと5.5インチへと大幅に増大させた。

iPhone6にはアップルが去る6月の世界開発者大会(WWDC)で発表した、スマートホーム(HomeKit)とヘルス(Healkit)アプリを動作させられる、新しい機能が大挙追加される。ダイヤモンド並みの硬度を誇るサファイアガラスのタッチパネルが搭載されるのかも関心事だ。ウォール・ストリート・ジャーナル(WSJ)によると、最近アップルは主要サプライヤーにiPhone6を約7000万~8000万台注文したと伝えられた。

前作の4インチiPhone5Sと5Cの初期量は5000万~6000万台水準だった。2011~2012年に発売されたiPhone4とiPhone4Sの買い替え需要が大挙吸収され、iPhone6が売り上げに孝行することを期待するわけだ。

業界関係者は、「9月のスマートフォン大戦で誰が勝つのかに応じて、今後の高級スマートフォン市場の版図が揺れるだろう」と語った。
  • 毎日経済_ソン・ヂェグォン記者/ホン・ヂャンウォン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-31 17:13:15




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