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亜州靴下(=KJC 国際靴下)、韓国の唯一の自体生産...靴下ブランド

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  • 亜州靴下(=KJC 国際靴下)、韓国の唯一の自体生産...靴下ブランド
ソウル市城東区聖水洞「アジュヤンマル(亜州靴下)」本社ショールームに入ると靴下博物館に来たような錯覚になる。ショールームには色とりどりの靴下1000足が展示されており、毎年生産される3000種の靴下の一部もここに置かれている。

1980~1990年代だけでも、韓国には多様な靴下製造業者があった。しかし、賃金上昇・需要減少などの影響で採算性が悪化し、大多数の靴下業者が生産を放棄し、流通業にのみにすがった。しかし、韓国内生産に固執して製造・流通・販売を並行している唯一の1カ所がまさに「KJCクッチェヤンマル(国際靴下)」というブランドで知られるアジュヤンマル(亜州靴下)(代表イ・チジュン)だ。現在はイ・チジュン代表の息子であるイ・ジンウォン常務が父を手伝いアジュヤンマルを陣頭指揮している。靴下の生産に注ぎ込んだ歳月だけで40年以上。創業者を経て、3・4代までつなぐ100年企業を作ることがアジュヤンマルの目標だ。

1960年ソウル市倉洞一帯にオープンした後、1972年「国際靴下」で商標登録をして、1994年法人に転換した。特に2009年開城工業団地に100億ウォンを投資して大量生産体制を構築した。開城工業では、1日3万足を生産する。アジュヤンマルは、ダックス、クロコダイル、ピエール・カルダンなどの有名メーカーとライセンス契約を結び、各ブランドの靴下を韓国で独占生産している。最近では、30・40代の会社員層を狙った「ソッケンブルダー(Socken Bruder)」、運動靴に似合う「スウィコ(Swico)」など、自社ブランドを開発し、若い層の攻略に乗り出している。

中国、東南アジアなどで靴下業者のエクソダスが真っ最中である渦中でも、アジュヤンマルが国内生産に固執した理由は、品質管理が最優先だと判断したためだ。紡織機械を5000台かけて大量生産体制を備えた中国企業と競争するためには、「高品質の靴下」なしでは不可能だった。イ常務は「中国の物量攻勢に対抗して開城工場で全数検査をして、品質管理に気を使っている」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ジョンボム記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-07-31 17:05:03




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