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数字経済 > マーケット > 不景気のなかで中古ブランド品が人気 合理的な消費心理が拡散
消費者たちのブランド品への愛は景気が不況でも持続している。しかし、長期化している景気不況によりブランド族たちの消費性向が変わり、百貨店やブランド正規売り場よりも中古ブランド品ショップへの訪問が増えている傾向だ。上流層の文化として認識されてきたブランド品が老若男女すべての年齢へブランド品に対する消費心理が拡大し、中古ブランド品に対する関心と需要が増え、中古ブランド業者が人気を得ている。
実際に中古ブランド消費が活性化し、中古ブランド品の現金買取販売、交換・委託販売する業者も急速に増えている。また消費者は、ブランド品を手に入れたい心理はブランドの製品を所有することだけではなくブランドの価値を一緒に購入するということに意味があると話す。
反面中古ブランド品は同じブランドモデルをどれだけきれいに安く購入できるかが問題だ。どんなに高級なブランド品だとしても他人が使っていた物を購入しなかった消費者の態度が変わっているのだ。また、過去と違い、最近は価格よりも質を細かく確認する消費者が増え、中古ブランド品取引が増加している。中国人の海外旅行客が急増していることもブランド品に対する認識転換をもたらしたという評だ。
このように中古ブランド品に対する消費者の考え自体が変わったことにより、景気が悪くてもブランド品に対する消費は持続し続けることと展望される。