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イラン産原油、中断か?…韓国油化業界に警報


ドナルド・トランプ米政府がわが国に対してイラン産原油の輸入中断を要求する可能性が高まり、イラン産原油の割合を高めてきた韓国の石油化学業界に赤信号が灯った。対イラン制裁で韓国を例外として認めてほしいという政府側の要求を米国が受け入れない可能性が高いことが伝えられ、原油価格の上昇に起因する被害は避けられないだろうと懸念される。

19日の政財界によると韓・米両国はイラン制裁にともなって、わが国のイラン産原油の輸入などを例外として扱う交渉をまもなく開始することが伝えられた。わが国は産業通商資源部と外交部などが乗り出し、米国政府から「例外認定」を受けるために努力を集中している。先だって2012年、米国がイランに対して制裁措置をとる際にも韓国は例外国として認められた。

しかし今回は例外として認められない可能性もかなり高く、イラン産原油の輸入中断までを考慮する状況だ。国内の製油・化学業界は、これまで他国産の原油よりも安価であり、石油化学製品の主原料であるナフサをより多く得ることができるイラン産原油と超軽質油(コンデンセイトゥ)を好んできた。 2016年の対イラン制裁が解けたことで関係回復を通じて、イラン産原油の導入量を増やしてきたわけだ。イラン産原油の割合は、2016年の10.3%から昨年は13.2%にまで増加した。


  • 毎日経済_イ・ドンイン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-07-19 18:03:37




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