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SKハイニックス、中国に総合病院設立


  • SKハイニックス、中国に総合病院設立
  • 朴星昱(パク・ソンウク)SKハイニックス副会長


SKハイニックスは中国江蘇省の無錫(ウシ)に3億ドル(約3300億ウォン)を投資して総合病院を建設していることが確認された。 SKテレコムもまた、無錫に情報通信技術(ICT)基盤のヘルスケアセンターを構築しており、SKグループのレベルで将来の成長事業として中国市場を狙ったバイオ・ヘルスケア事業が本格化したという分析が出ている。

9日の財界によると、朴星昱(パク・ソンウク)SKハイニックス副会長は最近、中国の無錫でリシャオミン無錫市書記と会い、2022年までに総合病院を設立することに合意した。 SKハイニックスが半導体事業ではなく社会貢献活動に投資する事業では、国内外をあわせて歴代で最大規模だ。

事業の資金調達の役割はSKハイニックス本社ではなく、中国の無錫半導体法人が引き受けたことが伝えられた。当時、協約でパク・ソンウク副会長はリシャオミン書記と700~800ベッドで運営を試みた後に事業の成果を評価して、2期は1500~2000ベッドに拡大する案にも合意した。現地の消息筋によると、この病院は3級の総合性医療病院で、外科センターや内視鏡診療センター、腫瘍治療センター、透析治療センターなどをすべて備える予定だ。リシャオミン書記は、「今回の事業はSKグループの中国の医療事業の開拓に意味のある第一歩になるだろう」と励ましたという。

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SKテレコムも無錫でICT基盤のヘルスケアセンター事業を展開しており、SKグループが将来の成長事業として対中国「バイオ・ヘルスケア」事業の前哨基地に無錫を決定したという評価が出てくる。

無錫平和病院ヘルスケアセンターを足がかりとして、2022年に系列会社のSKハイニックスが新設する総合病院が構築されると、ここよりもさらに革新的なヘルスケアサービスを提供する可能性が高い。

実際、SKハイニックスとSKテレコムは2016年から無錫の脆弱階層に対する医療環境を改善するために「幸せバス」という名称の無料移動診療所を運営している。

SKハイニックスが資金を担当し、SKテレコムがICT基盤ヘルスケアシステムを「幸せバス」に実装した検診車1台と診療1車両の総2台で無錫地域を巡回している。

ただしSKハイニックスとSKテレコムの両社とも、今後はSKテレコムのヘルスケアサービスが地元の病院に組みこまれるかに対しては「まだ何も決まったものはない」とし、過度の拡大解釈を警戒した。

SKの関係者は「これまで確定したのは、純粋に社会貢献の次元で総合病院設立のために3億ドルを投資することがすべて」だとし、「今後の病院運営主体がどこなのかは、その後の議論が必要だ」とした。

続けて、「病院事業への参入が厳しい韓国とは異なり、中国では製造企業の医療事業への進出と関連した特別な規制がなく、今回のプロジェクトが可能だったわけ」だと付け加えた。

無錫は2005年にSKハイニックスのDRAM半導体生産工場が建設されたところで、これまで13年間にSKハイニックスの投資規模はなんと110億ドルに達する。半導体業界の関係者は、「SKハイニックスは江蘇省最大の外資企業であり、現地化に成功した企業として評価されている」とし、「今回の病院設立を推進することも、劣悪な医療環境の改善に役立ってほしいという無錫政府の要請が大きいと聞いている」と伝えた。

今回のプロジェクトの決定に先立ち、パク・ソンウク副会長(写真)は2016年、現地に社会貢献財団を設立し、幸せバス医療活動から現地の老人ホームの環境改善、青少年の奨学金支援など、さまざまな社会貢献活動に力を注いてきた。
  • 毎日経済_カン・ドゥスン記者/イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-09-10 06:06:23




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