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LoL専用スタジアム「LoL PARK」オープン…ライアットゲームズ社


  • LoL専用スタジアム「LoL PARK」オープン…ライアットゲームズ社

「リーグ・オブ・レジェンド(以下、ロール)のゲーマーとファンが、さらにゲームを心から楽しむことができる空間を提供したかった。収益が出なくてもファンのために投資することは、長期的に良い選択だろうと思います」。

最近、ソウル市江南のライアットゲームズコリア(Riot Games Korea)のオフィスで会ったイ・スンヒョン代表(写真)は、ロール専用スタジアム「LoL PARK(ロールパーク)」を国内にオープンした理由について、「ロールが10年以上愛される長寿ゲームになることを願う。そのために継続的に投資しなければならないだろう」と明らかにした。

ライアットゲームズコリアは最近、ソウル市鍾路区のグランソウル3階に5280平方メートル規模のロール専用スタジアム「ロールパーク」をオープンした。 2年前から国内にロール専用スタジアムの設立を検討した末に、今年の初めに工事をはじめて今月初めにオープンした。グランソウルとの賃貸契約は2029年までの12年で、スタジアムの運営と賃貸などで1000億ウォン以上を投資する計画だ。

イ・スンヒョン代表は「大規模な投資で、内部からは収益が出ないという懸念もあった。しかし利益はともかく、ロールを愛する韓国に貢献したい気持ちで大々的にリスクテーキングを決定した」と述べた。

いくつかの地域で用地を検討したが最終的に鍾路に落ち着いた理由については、イ代表は「ゲームが遅く終われば交通の不便なところでは、eスポーツファンが家に戻るのは難しい」とし、「交通の便利な場所で、ファンとゲーマーが不快感なしにゲームを楽しむことができることを願う心で鍾路を選択した」と説明した。

ロールパークにはリーグ・オブ・レジェンド専用スタジアム「LCKアリーナ」を用意した。スタンド席まで、最大500人を収容することができる。来年から韓国リーグ・オブ・レジェンドである「LoLチャンピオンズコリア(LCK)」はここで行われる予定だ。闘技場をモチーフにして楕円形で構築し、周辺部に行くほど観客席が高くなるように配置してあり、観客はどこに座っても鮮やかな没入感を得ることができる。

イ代表は「有名な野球場やサッカー場も行ってみたし、欧州のオペラ劇場なども検討した」とし、「観客に最高のエクスペリエンスを与える舞台を作りたかったので、没入感を与える円形劇場を考えた。観客はどこから見ても、生き生きとした没入し感じることができるだろう」とした。

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  • ソウル鍾路のグランソウル3階に設けられたロール専用スタジアム「ロールパーク」



また選手たちが最高の競技力を発揮するように設計された。正面対決を繰り広げる選手たちが、互いに出会わないように移動経路と待合室やトイレなどの空間を別途に用意した。野球の「ダグアウト」のような概念の「コーチボックス」もある。イ代表は「選手たちがここでは最高の待遇を受けるという自負心を持ってプレーすることを願う」と述べた。

2009年にリリースされたロールは、10年目でPC房(ネットカフェ)のシェア1位を守っている。「オーバーウォッチ」「バトルグラウンド」などの新作が出る時はシェアを奪われたこともあるが、すぐにトップを奪還し、国民ゲームとしての座を固めた。イ代表は「私たちはファンの小さな意見も聞き流さない。ロールコミュニティに上がってくる意見を随時把握して、ゲームに反映しようとするのが長寿の秘訣だ」と述べた。
  • 毎日経済_イ・ソニ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-10-16 21:36:47




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