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SKケミカル、自動車部品市場に参入


  • SKケミカル、自動車部品市場に参入

SKケミカル(代表キム・チョル、写真)は、高付加価値炭素複合素材を前面に出して自動車部品市場に進出する。

SKケミカルは13日、ソウル市三成洞のコエックスで14日から3日間開かれる「JECアジア2018国際複合材料展示会」に参加し、自動車部品用の革新的な製品を公開すると明らかにした。アジア最大の複合素材の展示会である「JECアジア2018」で、SKケミカルは「圧縮性形用急速硬化プリプレグ(PCM)」を前面に出して、自動車部品市場を狙った自社の蓄積された素材技術を披露する。

プリプレグは樹脂と炭素繊維を一定の割合で混合し、板状にした炭素繊維強化複合材料をいう。

鉄より4分の1ほど軽く、10倍優れた強度を誇る。グローバルな自動車メーカーは燃費削減とCO2排出量削減のために、自動車にさまざまな炭素複合素材部品を採用している。SKケミカルの関係者は、「一般的なプリプレグを部品として成形加工する場合、1時間以上の硬化時間が必要」だとし、「SKケミカルが開発した圧縮性形用急速硬化プリプレグは硬化速度を3分以内に減らしたことのが強み」だと説明した。

SKケミカルは圧縮性形用プリプレグで、国内外の自動車メーカーや部品会社と多様な自動車部品を開発してきた。

今回の展示会では自動車のドア、ラジエーターグリル、ルーフレールやプロペラシャフトなど、SKケミカル製のプリプレグが採用された自動車部品7種を展示する計画だ。

特に今回展示される自動車部品はコンセプトカーの形ではなく、一部の量産車に適用されており、実際の適用可能性を打診する、国内外の出展者の視線を引き付けると思う。

イン・ウォンチョルSKケミカル複合素材本部長は、「素材の軽量化への関心が高まり、産業全般にわたって複合材料に対する需要が増加している」とし、「多様な分野での適用が可能な素材の展示を通じて、社の複合材料の研究開発能力と技術力を積極的に知らせる計画だ」と伝えた。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-13 17:33:35




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