トップ > 数字経済 > 企業 > SKイノベーション、米と欧州にバッテリー工場建設推進

SKイノベーション、米と欧州にバッテリー工場建設推進


SKイノベーションは世界最大の完成車企業フォルクスワーゲンに、大規模な電気自動車用バッテリーセルを供給する。業界では、SKイノベーションは少なくとも10兆ウォン前後に達する受注量を安定して確保したと評価している。

SKイノベーションは14日、「フォルクスワーゲンと米国および欧州向けの電気自動車用バッテリーの供給契約を締結した」と明らかにした。業界では電気自動車200万台を生産できる規模である120ギガワット(GW)に達すると見ている。

同社は大規模な受注量を円滑に調達するために、米国とハンガリーに新工場の建設を計画している。米国の新工場は、フォルクスワーゲン北米拠点の生産工場があるテネシー州チャタヌーガ市の近くに位置することになる可能性が大きい。

ヨーロッパはSKイノベーションが今年初めに着工に入った、ハンガリー北部のコマーロム第1工場の近くに第2工場が建設される可能性が有力だ。業界の関係者は、「コマーロム第1工場誘致の過程で、ハンガリー政府が投資誘致のために税制などで好意的な投資環境を約束しただけに、ヨーロッパの第2工場もハンガリーに建てられる可能性が高い」と伝えた。

米国テネシー州の新工場とハンガリー第2工場の投資のために、SKイノベーションは1兆ウォン前後の大規模な投資決定を近いうちに議決することが予想される。これに対してSKイノベーション側は、「米国と欧州の新設工場の生産規模とそれにともなう総投資額を検討中」だとし、「今後はフォルクスワーゲン社に対する供給量の変動と追加受注を念頭に置いて、増設計画を一緒に検討する」とした。
  • 毎日経済_イ・ヂェチョル記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2018-11-14 21:41:57




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア