韓国貿易..対日依存度から対中依存度に移動

交易4年間に対中国輸出、年4~5%ずつ増え... 韓・日経済協力の悪化 

対日依存度から対中依存度に、韓国の貿易の重心が移動している。

韓半島をめぐる通商協定の乱脈ぶりは、中国に対する貿易依存度と日本からの貿易逆調を深める可能性が高いという指摘が出ている。今年、韓・中自由貿易協定(FTA)が妥結されると、中国との交易量は米国・日本を圧倒するようになり、また事実上は韓・日FTAとして評価される環太平洋経済連携協定(TPP)交渉が妥結されると、日本との貿易量は増えるが対日貿易赤字も増えるというのが専門家らの評価だ。

日本は2006年まで韓国の第1位輸入国だったが、2007年に中国にその座を明け渡した。2000年まで韓国第2位の輸出国だった日本は押し出され、万年3位だった中国が2001年には2位に上がった。2年後の2003年から今年までの12年間、中国は名実共にわが国の1位輸出国として浮上した。韓・中FTAが今年の11月頃に妥結されると、中国は韓国の「輸出入1位交易相手国」としての地位がより強固になる。去る7月初め、朴槿恵大統領と習近平中国国家主席が首脳会談で、年内に「より高いレベル」の韓・中FTAを妥結させることを確約し、このような意見は加速された。

韓・中FTAは韓・米FTAと韓・EU FTAを上回ると予想されるが、既に輸入と輸出で交易相手国1位を守る中国に、両国が通商の留め金をさらに開くと対中依存度はさらに高まるものと見られる。中国からの輸入量は2010年に、前年との対比で31.9%急増した。翌年も20.8%に増え、2011年は6.5%減少したが、その後2年間は増加傾向に転じた。中国への輸出量は2010年に34.8%増えて後、4年間で年平均4~5%ずつ上昇し続けている。

一方、日本との通商協定は遅々として進まない状況を免れないでいる。韓・日FTAは2003年12月に交渉が開始されたが、2004年11月の6回目の交渉後に中断された。交渉の環境を改善しようと、2012年までに両国が9回も追加協議を行ったが、依然として可能性は低い。日本が参与しているTPPに韓国が参与すると、両国間の固く閉じていた留め金が解ける。

しかし、この場合にはむしろ対日貿易逆調が深刻化するだろうという展望が優勢だ。対外経済政策研究院の金奎坂(キム・ギュパン)日本チーム長は、「TPP交渉が妥結されれば、韓・日間の貿易効果が最も波及力があるだろう」と語る。キム日本チーム長は、「中間財の輸入し加工して転売する韓国の輸出入構造では、日本の貿易逆調の増加はしかたない」としながらも、「日本の製造業に押されて、韓国の製造業が打撃を受けるかもしれない点は留意しなければならない部分」だと説明した。
  • 毎日経済_キム・ユテ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-13 17:43:24