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アウディ、韓国市場シェア(2010年〜2014年現在)

6・7月の韓国販売は史上最大...3万台突破 

  • アウディ、韓国市場シェア(2010年〜2014年現在)
BMWとベンツが両分してきた国内の高級輸入車市場で、独アウディが急速成長を前面に出して地殻変動を起こしている。14日、アウディコリアによると、今年の1~7月に国内市場で総1万6396台が販売され、これによって今年の販売目標を、年初に立てた2万2000台から最近2万5000台に上方修正した。

このような傾向が続けば、今年の年末までに3万台突破も可能だという期待感も、社の周辺で高くなっている。2004年にアウディが韓国法人を設立した後、年間実績で3万台の峠を越すのは今回が初めてだ。

アウディは、国内市場では年初の1月(2137台)と2月(2187台)は2000台前後の販売実績にとどまった。しかし、「A7 55 TDIクワトロ」やニュー「A8」など、相次ぐ新車出荷と積極的なマーケティングを前面に出して、6月(2728台)と7月(2860台)の2カ月連続で、過去最大の月間販売記録を塗り替えた。

今年の1~7月のアウディの販売伸び率は前年対比で46.7%を記録し、同じ期間ではドイツの競争輸入車ブランドのBMW(19.5%)・ベンツ(40.5%)・フォルクスワーゲン(36.6%)などをすべて上回った。

このような実績向上に対してアウディコリアのヨーグ・ダイツェル マーケティングディレクターは、「高級大型セダンのニューA8を先月リリースするなど、多様なラインナップの新車発売と、ブランド認知度を高める文化マーケティング戦略が相当な成果を収めている」と評価した。アウディは韓国市場で2010年に7920台を販売した後、2011年には1万台の高地に初めて到達した後、2012年に1万5126台(前年比46.2%)を販売したことに続き、2013年(2万44台、前年比32.5%)には2万台の目標を突破した。同じ期間の販売成長率だけを見ると、輸入車メーカーの中で最も速い成長率を記録したわけだ。

アウディの代表車種の「A6」は、2011年8月に国内で第7世代の新モデルが発売された後、2012~2013年に連続してベストセラー輸入車10位圏に名前をあげ、「A4 2.0 TDI」と「A5 Sportback 2.0 TDI」も、今年は1000台以上の販売実績を上げて実績を牽引している。「A6 2.0 TDI」は今年の1~7月に3172台が売れ、全輸入車モデルで4位、「A6 3.0 TDIクワトロ」は2926台が売れて6位に上がるなど人気が高い。

この2つのモデルはともにディーゼルエンジンを搭載し、ドイツ車のディーゼルブームを主導しているという評価を受けている。アウディの躍進とBMW、ベンツ、フォルクスワーゲンなど、独3社の安定した販売伸長に支えられ、ドイツ車は今年上半期(1~6月)の国内市場で6万7033台(前年比35%増)を販売し、輸入車市場で71.1%のシェアを記録した。

ドイツ車の輸入車市場シェアは昨年の上半期に66.7%を記録し、四半期別ベースで70%を突破したのは今回が初めてだ。
  • 毎日経済_チェ・スファン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-14 17:20:40




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