追加利下げ期待が消え...再びウォン高の勢い

ジャクソンホール・ミーティング...イエレン発言に注目/2014年対ドルのウォン値 動向 

市場の期待に及ばなかった韓国銀行の基準金利引き下げと、追加金利引き下げの期待感まで消えつつ、ウォン高の勢いを見せた。

18日の外国為替市場で、対ドルでウォンは前取引日より3.6ウォン上がった1017.6ウォンで取引を終えた。先月14日に1018.2ウォンを記録した後、1ヵ月あまりで1010ウォン台に復帰した。この日の外国為替市場の動きは、この14日の韓国銀行金融通貨委員会の0.25%ポイント基準金利引き下げに対する失望感が反映された。

ウリ投資証券のイ・ヂヒョン研究員は、「市場では最大0.5%ポイントの金利引き下げまで期待し、対ドルでウォンが1030ウォン台後半まで下落した」とし、「李柱烈韓銀総裁が金利の追加引き下げ可能性を言及しなかったことで、為替レートに反映されていた期待感が抜けたと思われる」と分析した。現代証券のナ・ヂュンヒョク研究員は、「政府と韓銀間の政策協調に対する失望感が反映されたものと見られる」とし、「追加利下げへの期待が消え、3年物国債の金利も1~2bp上昇した」と語った。さらに、先週末に発表された米国の経済指標が低迷したことも影響を与えたと分析される。

専門家らは、当分のあいだウォン高基調が続くものと見ている。外換銀行のソ・ヂョンフン研究委員は、「毎月末日の輸出ネゴの物量が生じており、秋夕(チュソク)など緩和的な名節需要が生じ、ウォン高が1~2ヶ月間持続すると見られる」とし、「全般的に1015~1035ウォンの中で動くことが予想され、年中で1005ウォンまで下がり得る」とにらんだ。一方、ある金融機関の外国為替ディーラーは、「1008ウォンを年高点とする見方が多いため、今後1010ウォン以下に下がる可能性は高くない」とにらんだ。対ドルでウォンの年中最高値は、1008.5ウォンを記録した7月3日だ。

海外の変数の中で最も注目すべきは、21~23日(現地時間)に米ワイオミング州で開かれる「ジャクソンホール・ミーティング」だ。韓銀の金利引き下げが短期イベントで終わる可能性が高まりつつ、国内の外国為替市場は米国の金融政策を大きな変数として受け入れている状況だ。世界の中央銀行総裁たちの定例会議であるジャクソンホール・ミーティングには、ジャネット・イエレン連邦準備制度理事会(FRB)議長とマリオ・ドラギ欧州中央銀行(ECB)総裁など各国の金融政策決定者が参加する。

市場の関心は金利引き上げに関連したイエレン議長の発言に注がれている。先月、米上院銀行委員会でイエレン議長は、「労働市場がFRBの予想よりも速い回復勢いを持続し、2つの目標(完全雇用・物価安定)に向かって進んだ場合、基準金利の引き上げは現在の予想よりも早く、より速い速度で行われ得る」と明らかにした。しかし少なからぬ専門家らが、FRBを除くヨーロッパ・中国・日本の中央銀行は流動性を維持しながら金利を引き下げると予想している。
  • 毎日経済_イ・ユソプ記者/イ・ヒョンヂョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-18 17:29:34