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韓国政府、行政規制基本法改正案

16年ぶりに大手術、新設規制は日没・ネガティブ方式で... 

来年から議員立法を含む重要な規制は、すべて事後評価を受けることになる。行政規制については「規制費用総量制」を適用し、新設と強化された規制はネガティブ方式と日没制(時限法)を原則としなければならない。また、民間がもう少し積極的に規制改善を請求できるように、「規制改革申聞鼓」が法定機関に変貌する。政府は1998年に制定された「行政規制基本法」を16年ぶりに大々的に改めた。

国務調整室は19日、青瓦台で朴槿惠大統領主宰によって開かれた国務会議で、こうした内容を盛り込んだ行政規制基本法改正案を報告した。当該の案件は国務会議を通過することにより、国務調整室は今週のうちに改正案を国会に提出する計画だ。改正案には「規制改革申聞鼓」の法制化と、規制費用総量制・日没制など、これまで政府が予告していた内容が最終確定した。重要規制については事後評価を実施し、行政規則で規制を作るには、事前に行政予告を義務的に実施しなければならない等、新しい内容も一部含まれた。

改正案は大きく、△規制システム改革案、△規制管理の透明性・責任性の確保方案、△規制の統合的・伸縮的運用案など、3つのカテゴリに分類された。

まずシステムの改革には行政規制基本法上、すべての行政規制に規制費用総量制が導入されるという内容が盛り込まれた。規制費用総量制は、規制を新設したり強化するには、これにともない所要されるコストに相応する既存の規制を廃止・緩和しなければならないということが核心だ。原則的には、制度や政策を許容するが、例外的に規制を通じて禁止するネガティブ規制は「市場参入と事業活動の制限規制」に優先・適用される。これにより、これから市場参入や事業活動を制限する行政規制を導入しようとするならば、法令に禁止事項を列挙しなければならない。規制日没制は存続させるべき明白な理由がない規制の場合、例外的再検討期限を現行の5年から3年に下げた。

規制管理の透明性と責任性を向上させるために、政府は企業や国民の規制改善提建議を受け付ける「規制改革申聞鼓」の設置に関する内容を改正案に盛り込んだ。これにより、規制所管部処は「申聞鼓」に寄せられた建議に対し、関連分野の責任者が実名で14日以内に受け入れるかどうかを回答したり、3ヶ月以内に検討結果を返信しなければならない。

行政規則として新設される規制は、事前の行政予告と法制処の検討を必ず経なければならない。国務調整室の関係者は、「今までは波及効果が小さいと各部処が判断すると行政予告を省略しているが、これからは新設する行政規則に規制と関連する内容が含まれている場合、義務的に行政予告を行えということ」だとし、「国民に知らせなければ、新たな規制を作成することができないという意味だ」と語った。

規制影響費用が年間100億ウォン以上であったり、規制を適用される者が100万人以上の規制、明らかに競争制限的な規制などを「重要規制」として分類した国務調整室内部の判断基準は法制化が推進される。国務調整室は法に根拠して、規定をめぐって大統領令で詳細を規定する計画だ。政府はこのような手順を経て、重要規制として決定された規制を施行した後に現れた結果を事後評価する予定だ。議員立法の規制もまた、事後評価対象の規制適用を受ける。

国務調整室の関係者は、「規制を作成するまでは心血を注いだが、規制ができるとそれが正しく機能しているかどうか全く確認していないシステムを是正するということ」だと説明した。この他にも政府は地方自治団体に、規制改革委員会に規制改革の現況を毎年提出するように規定し、政府部処が他部処の所管規制に対して意見を提出し、「かたまり規制」を改善できるように規制を統合管理する方案も用意した。

▶従業員10人未満の小企業は規制免除

規制を伸縮的・統合的に運用するための方策も提示された。政府は、小商工人と常時労働者が10人未満の小企業に対しては規制を免除または軽減し、差動適用する方針だ。改正案にはまた、新事業分野に進出する企業に政府が迅速に規制対象かどうかを返信し、場合によっては特例を許容する案が盛り込まれた。

これは日本の「グレーゾーン解消制度」をベンチマーキングしたものだが、改正案は当該制度の適用対象を企業や一般国民に、適用範囲を同種業種など同じ条件の企業にそれぞれ指定した。政府は、規制緩和が国民の安全を脅かす可能性があるとの指摘を受け入れて、既存の規制を整備する際に、国民の生命と安全に及ぼす影響も考慮すると強調した。国務調整室の関係者は、「規制改革申聞鼓に、国民が感じるところの不合理や非効率的な規制だけでなく、安全や生命保護に不十分だと考えている規制に対する補完を要求できるようにするだろう」と明らかにした。
  • 毎日経済_パク・ユンス記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-19 17:36:52