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車部品業者オートジェン、3倍強い自動車ピラー(Pillar)開発

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  • 車部品業者オートジェン、3倍強い自動車ピラー(Pillar)開発
  • < チョ・ホンシン代表が始興工場でホットスタンピング工法で作られた自動車フラーを紹介している >

自動車でエアバッグに劣らず、運転者の安全に重要なのがピラー(Pillar)だ。ピラーは自動車本体と天上の間をつなぐ柱だ。たいてい乗用車の場合、3つあるが、車の前方にあることからAピラー、Bピラー、Cピラーと呼ばれる。京畿道始興に本社を置くオートジェン(代表チョ・ホンシン)は、この分野でグローバル業者と肩を並べる業者だ。

既存には、ピラーを作るためにプレス装置を利用して常温で素材を成形して切断したが、総4~5段階工程が必要だった。一方、オートジェンは「ホットスタンピング」技術を通じて、わずか2段階工程だけで既存の方式よりも軽くて丈夫なピラーを生産することができる。

チョ・ホンシン代表は「熱した素材で望む形の形状を作り、摂氏100度まで急冷させると、丈夫な鋼板に再誕生するが、これがまさにホットスタンピング技術」とし、「現在、忠清南道牙山市に造成した工場でホットスタンピング設備を備えて生産に拍車をかけている」と述べた。

ホットスタンピング技術を使用して作ったピラーは、プレスで撮ったピラーに比べて強度は最大3倍ほど強く、重量は30%ほど軽い。チョ代表は「安全への認識がより一層高まり、ヨーロッパ、北米、日本でもホットスタンピング工法で作ったピラーを導入するところが増えている」と述べた。

1975年度、フンジン金属という名前で扉を開いたオートジェンは、1980年代から本格的に自動車部品を生産した。現在はチョ代表が母親であるイ・ヨンベ会長と共に会社を陣頭指揮している。昨年の売り上げは836億ウォンで、子会社に置いている金属業社の売り上げまで合わせると約1000億ウォンにのぼる。

オートジェンは、技術力をもとに世界的な自動車業者を顧客に置いている。2006年、GMがホットスタンピング工法で作ったピラーを導入し、オートジェンは2006年にGMコリアにホットスタンピングピラーを初めて納品し、2010年にはGM本社が選定したグローバルホットスタンピング協力社として認証を受けた。粘り強い品質管理で2012年、GM優秀協力業者に選ばれたりもした。

現在、クライスラーとも協力関係を結んでおり、特に去る5月にはグローバル競争業者を抜いてインドの自動車会社マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)から170億ウォンほどのホットスタンピング製品の納入契約を取ったりもした。チョ代表は「今後、北米、中国現地の工場設立のために現在準備中」とし、「次世代食べ物と呼ばれる産業用繊維を利用して車体を作る技術を絶えず開発している」と述べた。
  • 毎日経済_キム・ジョンボム記者/写真提供=オートジェン | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-21 17:07:03




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