トップ > 数字経済 > 経済 > 過去6年間の円に対するウォンのレート推移...6年ぶりに最低

過去6年間の円に対するウォンのレート推移...6年ぶりに最低

ウォン・円レート、6年ぶりに最低「円安空襲」警戒 

  • 過去6年間の円に対するウォンのレート推移...6年ぶりに最低
  • < 6年間の円に対するウォンの推移 *データ=韓国銀行 >

米連邦公開市場委員会(FOMC)の議事録公開以後、韓国ウォンと日本円がドルにそれぞれ異なる反応をみせ、ウォン・円相場も金融危機以来の最低水準を続けている。しばらく円の弱気が継続し、ウォンが現在の水準を維持したとすれば、ウォン・円相場もさらに下落する可能性も考えられる。円がウォンに対してさらに低下するという意味で、日本企業と競合する国内の輸出企業に「警報」が鳴ったわけだ。

26日、ウォン・円の裁定レートは午後3時の時点で100ウォン当たり978.58円で取引された。この日の午前にウォン・円の為替レートは977ウォン台を脅かしたが、その後下げ幅を減らしていった。この日、ドルに対するウォンは前日との対比で3.40ウォン上がった1016.80ウォンで取引を終え、強気を維持した。しかし、ドル当たりの日本円は場中でいっとき1ドル=104円まで下がり、弱気を見せた。

これにより、円に対するウォンのレートも強気(ウォン・円の為替レートの下落)を維持している。ウォン・円の為替レートが世界金融危機以降、最も低い水準を維持しているのは、韓国ウォンと日本円がドルに対して異なる方向に動くからだ。

最近のFOMC議事録の公開以後、ドル対比で日本円は弱気に転じた。米国の通貨政策が金利正常化の手順を踏む可能性が高まったうえに、日本の中央銀行が2%台の物価上昇率を達成するために、通貨緩和政策を維持するだろうとの予想からだ。

外換先物のチョン・ギョンパル アナリストは、「日本としては円がさらに弱気を見せることを望んでおり、追加の浮揚可能性も議論されている」とし、「しばらくのあいだ円は対ドルで円安を維持する可能性が高い」と分析した。

これに対し、米ドルに対してウォンは強気を見せている。この11日の終値基準でドル=1037.40ウォンまで落ちたウォンは、その後強気に転じて1010ウォン台半ばまで上がってきた状態だ。

ウリ先物のソン・ウンヂョン アナリストは、「上半期のウォンの強気をひきいたわが国の経常収支の黒字、主要国の投資の流れに大きく変わった部分は無い状況」だとし、「ウォンが下がる要因はそれほど多くない状況なので、1010ウォン台を維持するだろうと予想される」と説明した。

サムスン証券のホ・ヂヌク研究員は、「米国の基準金利の引き上げ懸念、日本の経済成長率の低下、日本の量的緩和政策の継続、地政学的リスクの鎮静などの要因に応じて円の弱気傾向は来年まで続くだろう」と予想した。これにより、来年末にはウォン・円が8対1まで縮小するだろうと予想された。

主力輸出品目が重なる韓国と日本の産業構造上、ウォン・円の為替レートは両国の輸出に直接影響を与える。ウォンが強気(ウォン・円の為替レートの下落)を見せれば韓国の輸出が減り、反対に円が強気を見せれば韓国の輸出が増える効果が現れる。韓国投資証券によると、鉄鋼・精油・産業機械・基礎産業機械・自動車・船舶・石油化学などの品目は、ウォン・円の為替レートに特に敏感だと分析される。

ハイ投資証券のパク・サンヒョン研究員は、「対ドルでウォンが強気なので輸出企業のマージンに悪影響を与えるうえに、主要競争国である日本の円が弱気を見せて価格競争力も低下するなど、為替リスクの射程内に再び進入した」と説明した。
  • 毎日経済_カン・ゲマン記者/チェ・スンヂン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2014-08-26 17:25:52