カカオ、韓進KALの株式1%を買い入れ


来る3月の韓進KAL株主総会を控えて韓進グループの経営権紛争が激化している中で、カカオが韓進KALの株を買い入れたことが確認された。

20日の財界によるとカカオは昨年末、韓進グループの持株会社である韓進KALの株式1%を買収した。カカオ側はこれと関連して、「先月に大韓航空と了解覚書(MOU)を結んだ後、韓進グループとの全社的な協力を通じてシナジーを創出するために、韓進KALの株式1%を買い入れた」とし、「議決権行使の可否と株式の追加買い入れはまだ決まっていない」とした。

大韓航空とカカオは昨年の12月5日、顧客価値の革新と事業競争力強化のためのMOUを結び、プラットフォーム、メンバーシップ、フィンテック、コマース、コンテンツ、デジタル変換など、さまざまな分野で顧客に新たな価値を提供できるサービスを開発・提供していくことにしている。

財界では、両社間の協力は特定の分野での単純なコラボレーションではなく、プラットフォームとコンテンツやデジタルなどのモビリティ分野全般でのシナジー創出を目的とする高いレベルの協力モデルだという点を考えると、カカオが趙源泰(チョ・ウォンテ)韓進グループ会長に対する「白騎士」的な役割に乗り出す可能性が高いとみている。大韓航空と太平洋路線でのジョイントベンチャーを構成するデルタ航空が、趙会長の白騎士に分類されるのと同じ理由からだ。

趙会長は最近、趙顕娥(チョ・ヒョナ)前大韓航空副社長と半島建設やKCGIが手を握ることがありうるという見通しが提起されたことから、経営権死守に対する赤信号が点灯した状態だ。

カカオの関係者は、「両社が言葉だけで協力するのではなく、強い結束力を持って積極的に事業を一緒にするためには株主にならなければならないという判断で、株式の買い入れをすることになった」と語った。趙会長側から「白騎士」要求があったのかに対しては、「白騎士になる考えも、経営権紛争に介入する考えもない」と語った。
  • 毎日経済_ノ・ヒョン記者/オ・デソク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-01-20 20:21:00