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数字経済 > 統計 > スマートフォン利用者、アプリダウンロードの代わりにSNS・ゲームだけ
スマートフォン利用者のアプリケーション(アプリ)のダウンロードが次第に減少している。代わりに、ゲーム、ソーシャルネットワークサービス(SNS)など、既存にダウンロードした一部サービスのみを集中的に使用していることが分かった。一部では、アプリ市場の成長が限界に直面したという分析も出ている。
昨年、韓国インターネット振興院(KISA)の調査によると、スマートフォンの利用者のうち、最近1ヶ月以内にアプリをダウンロードしていない人の比重が3分の1(33.9%)にのぼることが分かった。2012年、同じ質問に20.7%がダウンロードをしなかったと答えたのに比べ、13.2%ポイントも増えている。アプリをダウンロードしても「使ったことがない」という回答も34.1%に達した。一方、スマートフォンの利用時間は増え、少数のアプリを集中的に使用することが分かった。
市場調査会社エムブレインモニターの調査によると、主に利用するアプリの種類(複数回答)はゲーム(41.2%)であり、SNSなどソーシャルアプリ(33.5%)とモバイルメッセンジャー(30.6%)の順で集計された。
スマートフォン利用者がアプリの購入に費やす費用も減っている。アップルのアップルストアからダウンロードしたアプリのうち有料アプリの比重が2013年1月には11%だったが、同じ年の11月には4%と大幅に低くなった。