韓、流通業界「超非常」…免税店、一日300億ずつ損失


国内免税店の売上げは前年比で最大50%以上も悪化し、免税店をはじめとする百貨店・マートなど各流通業界が新型コロナ事態で苦しんでいる。特に昨年は25兆ウォンに近い売上げで過去最大の業績を達成した免税店の実績減少が目立つ。免税店業界は新型コロナ事態の衝撃が年末まで続くと、一日300億ウォンで年間10兆ウォンを超える売上げ減少が表われるかもしれないと憂慮する。

10日の新世界免税店によると、ソル(旧正月)後の第二の週末である8~9日の売上げは、昨年のソル直後の第二週末(2月16~17日)よりも54%減少した。新世界免税店の昨年の売上げは4兆2278億ウォンを記録した。新世界免税店の関係者は、「免税店は春節期間の売上げが通常よりも30%程度減少する」とし、「昨年と今年の売上げを比較するために、春節以降の週末の二日を基準にとった」と説明した。昨年は売上げ9兆3539億ウォンで国内免税店業界1位のロッテ免税店も、同じ期間の売上げが40%減少した。単一の店舗では最も売上げの大きいロッテ免税店明洞本店が臨時休業に入ったことも、売上げの低下に影響を及ぼした。

ロッテ免税店明洞本店はロッテ百貨店明洞本店とともに、7日午後から9日まで臨時休業した。新型コロナの23番確定者が百貨店本店を訪れたことが明らかになり、免税店も一緒にドアを閉めて防疫作業に乗り出した。ロッテ免税店の関係者は、「ロッテ免税店明洞店の一日の売上げは200億ウォン程度で、二日半にわたる休業期間に前年基準で500億ウォン程度の売上げが減少したことになる」と語った。

新羅免税店も具体的な数字は明らかにできないが、ロッテ・新世界免税店と同様の割合で客が減ったと発表した。新羅免税店は昨年、売上げ7兆8730億ウォンを記録した。確定者の訪問で去る2~6日に臨時休業した新羅免税店ソウル店と済州店の一日の売上げは、それぞれ80億~100億ウォンと30億~50億ウォンと伝えられた。

免税店ビッグ3に対する売上げ減少の割合を年間売上げに代入してみると、新型コロナ事態が免税店業界に及ぼす衝撃波は年間で10兆ウォン以上になると推定される。

百貨店業界も非常事態だ。ロッテ百貨店はソル(旧正月)連休以後の2週間(1月27日~2月9日)を前年のソル連休以後2週(2月11~24日)と比較した結果、売上げは14.1%減少したと発表した。新世界百貨店も売り上げが12.4%減少した。現代百貨店も同じ期間に二桁の売上げ減少を記録した。
  • 毎日経済_キム・ギヂョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-02-10 17:58:58