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韓、コロナで2月の一日平均輸出額再び減少

前年同期比で11.7%減少 

「コロナ19事態」による国内実物経済への衝撃が現実化した。先月はプラスに反発していた国内の一日平均輸出額は、2月に入って再び減少に向かった。これに加えて国内景気への期待心理も大きく萎縮し、証券市場にも深刻な打撃を受けている。

国内上場企業の今年の純利益見通しも、コロナ19事態の以前とくらべてなんと5兆ウォンも落ちることが分かった。

産業通商資源部は1日、先月の一日平均輸出額は18億3000万ドルで、前年同期比で11.7%減少したと発表した。このような減少はコロナ19が拡散したことで、中国への輸出が打撃を受けたことが大きな影響を及ぼした。対中国輸出は6.6%減少した89億ドルにとどまった。

産業部は「コロナ19の拡散によって対中国輸出が一部影響を受けたものとみられる」と分析した。ただし4年ぶりのうるう年でソル(旧正月)連休もなく、操業日数が増えたことから全体の輸出実績は4.5%増の412億6000万ドルを記録した。

上場企業の利益見通しも急減した。毎日経済がエフアンドガイド社の利益コンセンサスを分析した結果、国内の上場企業(コスピとコスダックの485銘柄)の今年の年間純利益の予測値は、コロナ19事態が始まったすぐの1月第4週(1月23日)の125兆9169億ウォンから、先月27日は120兆6975億ウォンで5兆2194億ウォン減少した。利益見通しが一ヶ月のあいだに4.15%減少したわけだ。

昨年は証券市場は世界的に好況を享受したが、コスピは株式市場を率いる半導体の業況が米国と中国間の貿易紛争で非常に不振になり、経済協力開発機構(OECD)国家のうちで最下位を記録するほど状態が良くなかった。
  • 毎日経済パク・イネ記者/オ・チャンジョン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-01 19:41:19




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