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現代・起亜自、2月の米国販売が歴代最高


「コロナ19」の拡散で世界の自動車需要が凍りつくなかで、現代・起亜自動車は米国市場で過去最高の月間販売実績を記録した。

3日(現地時間)、現代自動車の米国販売法人(HMA)は、現代自動車が北米で今年2月の一ヶ月間で5万4600台を販売し、販売量が前年同期比で15.8%増加したと発表した。 HMAは「2月の販売実績は過去最高の記録で、従来の2016年2月の実績を上回った」と説明した。起亜自動車も北米で前年同月比で20.2%増の5万2177台を販売したと発表した。

現代・起亜自動車の月間売上げ合計は10万6777台で、2016年2月(10万2746台)以来の4年ぶりで最高記録を更新した。現代・起亜自動車の月間北米合計販売台数が10万台の大台に乗ったこともやはり4年ぶりだ。現代・起亜自動車は昨年10月以降、米国市場で5ヶ月連続で前年同期比での増加を続けている。業界では、北米市場での販売回復傾向に突入したのではないかという観測も出ている。

業績の好調はスポーツ・ユーティリティ・ビークル(SUV)が主導した。現代自動車は中大型SUV「パリセード」をはじめ「ツーソン」「コナ」などの「SUV三銃士」が先月、北米全体の小売販売台数で63%を占めた。販売されたSUVは3万2059台で、前年同期比で28.1%増加した。起亜自動車も「テルライド」「ルトス」「スポーティジ」のようなSUVモデルが3万2128台売れて、同じ期間に28.0%増加した。

車種別では現代自動車のパリセードが先月6967台販売され、前月の5432台よりも1535台多く売れて目立った。テルライドも同月6754台が売れて、好調を続けた。テルライドが初めて米国に登場した昨年2月の販売台数(315台)と比較すると、なんと2044.1%急騰した水準だ。このほかに2020年型「ソナタ」新モデルの販売台数も同じ期間に16%増え、ハイブリッドと電気自動車などの環境にやさしいエコカーの販売台数も49%増加した。
  • 毎日経済_イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-04 19:26:21




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