トップ > 数字経済 > 経済 > 日本の「入国規制」で韓LCCの国際線、事実上オールストップ

日本の「入国規制」で韓LCCの国際線、事実上オールストップ

エアプサンとイースターが国際線中断 

日本政府が韓国人に対する入国制限措置を下したことで、国際線の運航を全面中断する格安航空会社(LCC)が続出している。中国とベトナムに続いて日本までがふさがって、もはや飛行機を飛ばすことが難しくなったからだ。企業の生存を脅かす超大型危機に、業界は壊滅的な姿だ。

6日の航空業界によると、エアプサンは9日から金海国際空港と福岡・大阪(関西)・東京(成田)・名古屋の4つの路線の運航を暫定的に中断することを決めた。このことから来月25日までの予約者に限って、来る7月15日までにスケジュールを変更したり、払い戻しの際の違約金を免除することにした。

この日の決定で、エアプサンのすべての国際線は運航を停止した。エアプサンの関係者は、「日本の今回の措置は事実上、全面入国禁止」だとし、「これはLCCには非常に大きな悪材料で、途方に暮れるばかりだ」とした。エアプサンは「コロナ19事態」の発生前まで、総32の国際線を運航していた。しかしコロナ19事態が急激に悪化し、中国とベトナムなどの路線を順次運休した。

イースター航空も残っている国際線の運航をすべて中断することにした。現在運航中の仁川~鹿児島路線はこの日から、仁川~東京(成田)と仁川~大阪(関西)そして仁川~札幌の各路線は9日から、それぞれ運休する。イースター航空はこれらのフライトに対し、「手数料なしで払い戻しが可能で、スケジュールを変更しても手数料は加算されない」と説明した。ジンエアーもこの日、仁川発の東京(成田)・大阪(関西)・福岡・北九州行きの各路線と、釜山発の北九州行きなど5つの路線をすべて運航中止することにした。今回の決定でジンエアーの国際線は6路線が残ることになる。

国内LCCの中で最も多くの国際線を運航している済州航空は、日本路線を縮小する案を議論している。
  • 毎日経済_チェ・グンド記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-06 17:36:48




      • facebook icon
      • twetter icon
      • RSSFeed icon
      • もっと! コリア