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サムスン電子「サウンドバー」…6年連続で世界市場1位


  • サムスン電子「サウンドバー」…6年連続で世界市場1位

  • サムスン電子は17日、テレビとつないで使用する「サウンドバー」市場でグローバルシェア1位を記録したと明らかにした。サムスン電子のモデルが2020年型「Qサウンドバー」製品を紹介している。 [写真提供=サムスン電子]



サムスン電子は「サウンドバー(テレビと接続して使うプレミアムオーディオ)」市場で、6年連続で世界1位を達成した。サウンドバー市場は、テレビの大型化傾向によるホームエンターテインメントの需要増加と、Netflix(ネットフリックス)などのストリーミングサービスの拡散などで急速に成長している。家電メーカーの「オーディオ競争力」は、音声認識と人工知能(AI)家電や自律走行車時代の車両インフォテインメントなどが急速に普及しつつさらに重要になっているが、サムスン電子はこの分野でもリーダーシップを強固にしているという評価だ。

17日、グローバル市場調査会社のFuturesource(フューチャーソース)によると、サムスン電子は昨年のグローバルなサウンドバー市場で売上げを基準にシェア21.8%を獲得し、2位のソニー(14.2%)に大きな差をつけて1位に上がった。

サムスン電子はサウンドバーアイテムに関する公式集計を開始した2014年から、6年目で市場トップの座を守っている。サウンドバーは長い棒(バー/Bar)の形態に作られたスピーカーだ。既存のホームシアタースピーカーに比べてあまりスペースを占有しないながらも、音響の反射角を利用して立体音響を実現する。

サウンドバー市場は停滞したテレビ市場とは異なり、急速に成長している。映像美とともに高品質のオーディオを重要視する消費者が増えているからだ。フューチャーソースは2019年のグローバルサウンドバーの市場規模を1878万台と推定し、2022年には2000万台を超えると予測した。

最近のサムスン電子製Qシリーズサウンドバーは、優れた音質で米国やヨーロッパなどの主要市場で好評を博している。サムスン電子のサウンドバーの代表モデル(HW-Q90R・HW-Q80R)はAV ForumやTrusted Reviews、techrader、HD Guruなどの主要メディアの評価で満点を受け、2019年の最高の製品に選ばれた。
  • 毎日経済_ファン・スンミン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-17 17:24:42




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