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外国人「投げ売り」…コスピ1400割れ

一日の落ち幅が史上2番目に 

「コロナ19」のパンデミック恐怖が株式市場を飲み込んだ。 19日のコスピは2008年の「世界金融危機」以後で、一日の落ち幅では歴代2番目に大きい8.39%の下落場を終えた。コスピは2007年の金融危機以降の13年ぶりに1400台に下落して、1457.64にまで墜落した。コスダックは一日でなんと11.71%も下落した。

コスピの時価総額は2011年の欧州の財政危機以後の9年ぶりに、1000兆ウォンの下に墜落した。 2011年以来は一度も発動されたことがなかった有価証券市場「サーキットブレーカー制度」が、今月だけで2度も発動された。去る13日に続いて19日に、有価証券市場とコスダック市場にサーキットブレーカーとサイドカーが発動された。

「恐怖指数」は頂点に向かって走っている。シカゴオプション取引所(CBOE)のボラティリティ指数(VIX)も、一日に10%ずつ上昇している。 18日(現地時間)には85線まで上昇し、過去最高を記録した。国内で恐怖指数として使われるコスピ200変動指数は一時74.08まで上がり、11年4ヶ月ぶりに最高水準を記録した。

韓国株式市場のこのような急落は、3月に入って9兆5000億ウォン以上を売り越した外国人の影響が大きい。 19日のみで外国人はコスピで売った株式は6200億ウォンぶんに達する。一日の売り越し額が5000億ウォン以下に減らない外国人の勢いに、個人買いがやや停滞したことでコスピは急落した。

機関投資家による防御もカツを入れることはできなかった。この日、年金基金はコスピで3700億ウォン以上を買い入れたが、外国人の投げ売りには力不足だった。外国人は米連邦準備制度(Fed)の各種通貨政策と米国政府の「ヘリコプターマネー」のばら撒きにもかかわらず、アジアの資産をすべて売却して現金化するようすを見せている。

この日、台湾の加権指数でも外国人は1兆ウォン近くの金を引き抜いた。週単位での外国人売買規模を集計する日経225は今週の統計が出ていないが、外国人の資金流出はかなりのレベルだ。
  • 毎日経済_パク・イネ記者/アン・ガプソン記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-19 17:51:31




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