韓企業の海外工場、次々とシャットダウン


  • 米国内の各社主要工場の現況


米国内の「コロナ19」の拡散によって稼動を停止する韓国企業の現地工場が連日で追加されて、事態は悪化している。現代・起亜自動車をはじめとする自動車部品社、タイヤメーカー、サムスンSDIとLG化学などの自動車用バッテリーメーカー、LG電子のテレビ生産工場までほぼ全ての領域で打撃を受けている。

27日の業界によると、LG電子は米テネシー州クラークスビルに位置する洗濯機工場を、3月30日から4月12日までの2週間のあいだ稼働中断(シャットダウン)することにした。 LG電子はテネシー州の工場で月10万台規模でドラム式洗濯機と縦型洗濯機を生産しており、約600人が勤務する。LG電子は米国の洗濯機関税を避けるために、2018年からテネシー州の工場を稼働してきた。同社はコロナ19の拡散を防止するための先制的措置だと説明した。サムスン電子の米国サウスカロライナ州の洗濯機工場は通常稼働中だが、状況が切迫して変化するだけに、今後は州政府の方針などに応じて稼働を中断する可能性も排除できない状況だ。

国産完成車・部品各社もまた米国工場をほとんど閉めた。アラバマ州モンゴメリー市にある現代自動車の工場は、去る18日から31日まで閉鎖された。ジョージア州ウェストポイント市の起亜自動車工場も、来る30日から来月10日までシャットダウンする予定だ。

自動車部品工場は完成車工場の稼動予定に合わせることから、部品社もほとんどが一時稼働を停止した。現代・起亜車工場のベルトコンベアに接続された、現代モービスのアラバマ・ジョージア工場もシャットダウンした。クライスラーなどミシガン州所在の完成車工場に納品する現代モービスのデトロイト工場も止まった。ただしマンド社のアラバマ州オペライカ市とジョージア州ホウガンズビルの工場は、27日の時点で正常に稼動していることがわかった。

タイヤ企業の中には韓国タイヤ・アンド・テクノロジーが、テネシー州クラークスビルに所在する工場を今月30日から来月12日まで閉じることにした。ジョージア州メーコン所在の錦湖タイヤ工場はまだ稼働中だ。

米国ミシガン州で電気自動車バッテリー工場を運営しているLG化学とサムスンSDIも、去る25日から工場が止まった。ミシガン州が去る25日から市民を対象に、自宅にとどまるように行政命令を下したからだ。LG電子のミシガン州デトロイト市にある自動車用バッテリーパックの生産工場は、すでに去る20日から稼動を中断した状態だ。 LG化学はミシガン州ホランドのバッテリーセル製造工場を、サムスンSDIはオーバーンヒルズのバッテリーパック製造工場を運営している。 2つの工場は早ければ来月13日、行政命令が解除されると再び稼働する見通しだ。バッテリーは顧客との事前契約された受注量にしたがって工場が運営されるだけに、実績に及ぼす影響は短期的と見られている。

生産工場の稼動停止は既に米国を越え、全世界に広がった状況だ。現代自動車はロシアのサンクトペテルブルク工場とトルコのイズミット工場もそれぞれ閉じることにした。サムスン電子とLG電子の欧州・中南米・アジア工場の多くもすでに稼働を停止した。サムスン電子とLG電子はインド政府の「21日封鎖令」によって、インド内の家電・スマートフォンの生産工場を4月14日まで停止する。
  • 毎日経済_ウォン・ホソプ記者/チョン・ギョンウン記者/イ・ジョンヒョク記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-03-27 17:46:18