大韓航空とアシアナに緊急支援…2兆9千億

KDB産業銀行と韓国輸出入銀行 

KDB産業銀行と韓国輸出入銀行が大韓航空とアシアナ航空に2兆9000億ウォンの新規流動性を供給する。「コロナ19」の直撃を受けた大手航空会社に対する本格的な援護射撃に乗り出したわけだ。李東杰(イ・ドンゴル)産業銀行会長は、「今回の措置はコロナ19を克服するための基幹産業支援の始発弾」だと強調した。

産業銀行と韓国輸出入銀行は24日、金融市場の梗塞で流動性危機に陥った大韓航空とアシアナ航空に、それぞれ1兆2000億ウォンと1兆7000億ウォンを緊急支援すると発表した。

大韓航空の場合は一種の限度融資だが、さまざまな用途に資金を活用することができる。 2000億ウォンは緊急運営資金に投入する。また、産銀・輸出入銀行は大韓航空の資産流動化証券(ABS)を7000億ウォンほど買収し、転換権がある永久債3000億ウォンを6月に買収する予定だ。アシアナ航空は1兆7000億ウォンの限度融資を行うことにした。限度融資とは一種の「マイナス通帳」で、必要なときに定められた範囲内で資金を引き出すことができる。

今回の緊急流動性供給は、先だって政府が産業銀行に設置することにした「基幹産業安定基金」が稼動するまでの「急火」を消すための措置だ。大韓航空は現在保有している6000億ウォンの現金が、早ければ5月第2週に底をつく危機に瀕している。国会の手続きなどを経て「基幹産業安定基金」が本格的に役割を果たす時期は、早くても5月末になる見込みだ。年末まで大韓航空は3兆8000億ウォン、アシアナ航空は1兆8000億ウォン規模の資金を確保しなければならない。

大韓航空とアシアナ航空は資金支援に相当する苦痛分担に乗り出すする。産業銀行のチェ・デヒョン企業金融部門副頭取は、「航空会社独自の資本拡充と経営改善などの自助努力と、雇用維持のための雇用安定など労使共同の努力を要求した」と語った。チェ副頭取はまた、「モラルハザード防止策として、代表取締役などの高額年俸者の賃金制限、配当・自社株取得の禁止など、用途外の資金運用をできないように措置した」と説明した。これとあわせて、大韓航空は債権団と協議して事業再編と資産売却などを検討する計画だ。また、産銀・輸出入銀は経営の責任が明らかになる場合はオーナーが私財の出捐などを追加で検討する方針だ。
  • 毎日経済_チェ・スンジン記者/キム・ガンレ記者 | (C) mk.co.kr
  • 入力 2020-04-24 17:51:01